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初めての金曜日 in KL(短期留学6日目)

毎週金曜日は英語の語学学校の試験の日

久しぶりに「生徒」として試験を受けるので、朝から緊張。しかも今日は起きた時から薄暗い曇天で、学校に向かう途中どしゃ降りになり、大慌てで学校にかけこみました。街行く人は、傘をさして足早に進む人が2割、あとの8割は店の軒下で、スマホ片手に雨宿り中なのかGrabを待っているのか、のんびり雨を眺めていました。基本的にマレーシアの人はささいなことで動じないようです。

学校では、午前中に2つ、コース前半のまとめテストと、今週のまとめテスト。午後にIELTSのReadingの模擬テスト。久しぶりの時間制限付きのアウトプットで、頭が爆発しそうでした。ただ、やはりマレーシアのテスト。というか受験者も色んな国から来ている生徒たちなので、ものすごいゆるい雰囲気でした。試験を受ける机は一人机でなく3人でかこむ円卓。見ようと思えば普通に同じテーブルの人の答案が見えます。何より、せまい。さらに「あ、忘れてた、スマホしまってね」「今日試験って言ったでしょ。どうして遅刻するの」などなど、試験が始まってからも先生が話しづつけます。そしてさらに、答え方がわからないからと同じテーブルの生徒と相談し始めて先生に怒られる生徒など、とにかくゆるーい雰囲気でした。

セントラルマーケットで買い物!


いつも英語の学校は4時までで、急いで5時からの中国語の学校に向かうのですが、金曜日は3時で終了。ということは、中国語のレッスンが始まるまで2時間自由時間。ということは、買い物できる!
さっそく行きたかったセントラルマーケットへ。思っていたよりずっと大きく、中に入っているお店も多くて、とても全部はまわりきれませんでした。ぜひまた行きたい。
驚いたのはトイレで、入り口にUSJのような回転式のゲートがついており、その横に係のお兄さんが座っていて、トイレットペーパーを配っていました。ゲートは0.5リンギット(17円)を入れると開く仕組みで、さらに丁寧に両替機まで完備。両替機と回転ゲートという設置費用かかってます感が、その横でトイレットペーパーをちぎって配っているお兄さんのほのぼの感と妙にミスマッチでした。しかも私はかなりトイレに行きたくて、いらいらしながら両替し、もどかしい気持ちでコインを入れてゲートをくぐり、やっと中に入れたと思ったら、個室を開けるとなんと便座がありませんでした。もちろんペーパーもなく、本当に便器とゴミ箱だけ。思わず私は心の中で呟いていました。嘘でしょう、あんなに手間をかけて0.5リンギットも払ったのに?ハンディシャワー(手動ウォシュレット)もないわけ?床がびちゃびちゃになるからマレーシアのトイレのシャワーは好きじゃないし使うわけでもないけれど、ないと文句が言いたくなるのはなぜなのでしょうか。お金って恐ろしい。でもあのお兄さんの時給を考えたら、もっとお金は取っていいような気もします。そもそも端数にしなければ両替機もいらなかったのでは...

猫ちゃんを食す


近くのカフェでとてつもなく可愛らしいプリンを見つけて、速攻お店に入りました。猫とうさぎの形のプリンなのです!
さっそくカウンターのお兄さんに英語で注文。
Hot americanoください(普通にコーヒーというとマレーシアンコーヒー、アメリカーノというと西洋コーヒー)、
というと
「Hot?」
と短く聞き返されます。マングリッシュだと、この発音は空気たっぷりに「ハッ?!」となります。こんな暑いのにホットコーヒーなの?と言われている気がしますが、負けずに
「ハッ、プリーズ」
と返してから、
「それとRabbit Puddingください」
というと、表情1つ動かさず
「ノ、ラビッ(No rabbit)」。
まさかの売り切れ? 
「How about the cat?」
と聞くと、
「キャッ、イエ(Cat, yes)」。
会計を済ませると、
「ハバ、スィ(have a seat)」
と言われ、待っていたらこの猫がぷるぷる震えながら登場しました。思っていたよりずっと大きい。横に添えられたコンビニスプーンが小さく見えます。紅茶味のプリンでした。台湾かどこかのものなのでしょうか?店の中は女の子のお客さんだらけで、みんな写真を撮りまくっていました。

その名もJiggly Cat Pudding (プルプル猫プリン)15 リンギット(500円)
晩御飯はホッケンミー(福建麺)15リンギット。皿うどんのような醤油と海鮮だしの味。
ビタミンが足りないのでフルーツ。スイカ3.17リンギット(100円)、ドラゴンフルーツ6リンギット

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