ヨーロッパ旅行〜イタリア編2〜


2003年12月11日

★ミラノ観光→トリノ

ミラノ中央駅近くのカフェで朝ご飯。カウンターにおいしそうな具をはさんだパンが山積みになっていて、注文したら焼いてくれます。私はナスとズッキーニとモッツァレラチーズのにしたのだけど、これが激ウマでした。カフェの窓からは無機質なビル群が見えて、たかちゃんと「八重洲みたいだね~」「大丸とかありそう」などと言いつつカプチーノをすする。

その後ヴィットーリオ・エマヌエーレ二世アーケードをぶらぶらと歩きつつドゥオモへ向かう。2人ともDIESELショップを見つけて大興奮。いいものがたくさんあったけど結局私はニット帽を、たかちゃんはジーンズを買ってホクホク。出発前に決めていたやりたいことその1、「ミラノでニット帽を買う」をひとまず達成!

ドゥオモは現在修理中で、残念ながら表にはシートが被せられていたのだけど、横からでもその荘厳な姿はまるわかりでした。中へ入って聖堂の大きさにまたビックリ。ステンドグラスから光が射し込んでいてとてもキレイでした。

それにしてもドゥオモもデカければ駅もデカいし住居もデカい、ピッツァもでかい。そして犬もデカい。日本では見たことがないような背が高くて足が長くてゴワゴワした毛でかわいい目の大型犬がたくさん歩いていました。でもそんな犬たちが街中でモリモリとフンをする、そしてフンを持ち帰る習慣がないから大変です。土に帰ろうにもすべて石畳なので、フンはそのままそこで風化するのを待つのみ。中には明らかに誰かが踏んで滑った形跡があったりして…。

ミラノ中央駅に戻る途中でお昼を食べて駅へ。ホームは1番線から何番線まであるのでしょうか、とにかくたくさんの線がズラーッと横に並んでいて驚きでした。逆にこちらからの旅行者は、東京駅の立体構造にビックリするらしいです。この日は21時から国鉄がストだということなので早めの列車でトリノへ。

トリノの駅周辺は古く重厚な建物が建ち並んで独特の雰囲気があります。でもすべて同じような建物で、しかも道は碁盤の目になっているので覚えるのが大変だったとたかちゃんが言っていました。私は3日間滞在してもまったく覚えられなかった道を通ってたかちゃん宅へ。

たかちゃんの部屋は4階立ての4階で、なんとベランダからアルプス山脈が見えるのです!リフォームして最初の住人だということで、とってもキレイで暮らしやすそうな部屋でした。そして左隣には濃い美男美女カップルが、右隣にはスペインからの男子留学生3人がギュウギュウに暮らしているというのがちょっと笑えます。

アルプス山脈の逆側には小高い丘があって、家々の灯りがキラキラとしていました。高級住宅地で、ユヴェントスのデル・ピエロなんかが住んでるらしいです。

しばらく休憩してから晩ご飯を食べに。スシを食べるつもりがまたAUGUSTというピッツェリアへ。前日のピッツァもおいしかったけど、ここのはまた一段とおいしかった!横のテーブルでは若い警察官の集団がものすごい勢いで食事してました。ピッツァ食べてパスタ食べてその後特大のケーキ食べてコーヒー、最後は食後酒をキューッと一気飲みです。なんだかピッツァ1枚を食べきれない自分がとても小さな人間に思えてくる…。

ちょっと散歩してからたかちゃん宅へ戻り、たかちゃんが買ってくれていたワインで乾杯。たかちゃんいはく「そのへんのスーパーで2ユーロぐらいだった」というワインがこれまた美味でした!

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