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40代半ばにして人生最大のモテ期を味わっている。

わたしは1980年生まれ。12月で44歳になる立派な中年女性です。

個人的には最近『初老女子』というちょっと愉快で現代的なフレーズを思いついたので使っていきたいのですが、『老』とか言うと同世代に怒られそうなので封印しています。ということを今ここで暴露しちゃいました。

思い付きを我慢できないタイプ。

大昔「四十にして惑わず」と孔子さんがおっしゃったように、本来であればこれまで積み上げた経験を活かして、円熟期に入っていくべきお年頃なのでしょう。

しかし今、わたしはこのタイミングで人生最大の、というか初のモテ期を迎えています。
ああ、これはなんて幸せなことでしょうか。

とはいえ、艶っぽい話ではありません。愛する夫は既にいますからね。

これは単純に「副業から始まったWebライター業がめちゃくちゃ順調だ」っていうだけの話です。

本記事は『マイナビ×note』の企画に参加するために書いているため、もともとわたしのことをご存知の方には「おばあちゃん、またその話なの」という内容が多く含まれますのでご注意ください。

「モテ」のない生涯を送って来ました。(太宰風。いや彼はモテ側だが)

いわゆる恋愛という側面では、わたしは明確に「非モテ」側の人生を歩んできた人です。

まぁ育った環境が悪かった上にわたし自身の性格も悪かったので、これ自体は仕方のないことです。

今でこそ夫という家事能力抜群なイケメン(※ただし個人の感想による)とわちゃわちゃしておりますが、これもネットゲームで出会ったという特殊なパターンであり、決して現実世界の「わたし」がモテた結果ではないと考えています。

そこそこ得意だった勉強についても得意教科以外をサボりまくった結果高校ですっかり落ちこぼれ、大学時代はMMOにのめり込んだせいで単位たちから別れを告げられ、いざ就職しようとすれば時代に見捨てられ…

まぁ、要するに非モテです。

わたしが唯一「モテられる」フィールド、それがインターネットの世界

先ほど夫とはゲームで知り合ったと言いましたが、実はネットの世界では昔からそこそこモテます。

ただし、中途半端にプレイヤースキルが高かったり対人コンテンツにガンガン突っ込んでいったりと、いわゆる「姫」としての可愛げはないため、あくまで一部の人にかわいがってもらえるというタイプでした。

特に、夫を含めた「陰キャの廃人」に好かれることが多かった気がします。

・チャットが爆速なのでコミュニケーションがとりやすい
・大学生~契約社員時代は時間の融通も利きやすかった
・適度に2ch用語なども嗜む(…本当はどっぷり入り浸っている板もあったのですが当時は誤魔化していました)
・腕前は確かな一方装備はたいしたことなかったので「自分の強さを自慢したいけど下手な奴とはプレイしたくない」という面倒な廃人様のニーズにぴったり

正直MMOの世界に転生できないかと未だに妄想してしまう程度には、わたしはインターネット世界への適合性がウルトラハイな人間なのです。

インターネットの世界に就職してみたらめちゃくちゃモテている。

副業としてWebライターの仕事を始めたのは2023年夏ですが、本格的に動き始めた3月から数えるとまだ9ヶ月目くらいです。

しかし、ここまでが怖いほど順調すぎるんですよ。

「よし、がんばろ」と決めた3月に受注額は10万を超え、
5月には15万を超え、
7月からはついにフルタイムの正社員という勤務形態から離れることができ、
その月から記事添削→ディレクターの仕事を始めたらそこでも超好評で、
9月からはフルタイムの収入を超えている状態が続いている。
案件についても、3月以降こちらから辞退したことはあっても切られたことは今までナシ。むしろ個チャで「どーしてもお願いしたいので単価上げます」とすら言われたことまである(結局辞退したけど)。

有難いことにXでも1300人を超えるフォロワーさんと繋がることができ、周囲の方からも「バリバリやってる人」「すごい勢いで伸びている人」と認識されることも増えています。

なんだこれは、どうしてこうなった。

いまだに信じられない思いでいます。

1年前のわたしは、月のうち半分くらいは「早くお給料日にならないかな…」と考えていたり、振込日の1週間前くらいは「残りの所持金は◯円。つまり1日◯円ずつ使えば『もつ』な…」と指折り計算するような生活をしていたはずなのですが。

まだまだ「いやーめちゃくちゃ儲かって困っちゃいますわ~HAHAHA」という状態には程遠いものの、少なくとも「お給料日を待つ」という感覚からは脱出することができました。

マジでまったくもって「#想像していなかった未来」

わたしの生活は43歳の1年間の間に大きく変わりました。

そもそも、
40代を過ぎてから未経験の職種にチャレンジするなんて。

しかも、思った以上に自分にその仕事の適性があって、正社員を辞めようと決意するレベルにまで成長できるなんて。

そもそも自分が「文章を書いてお金をもらう人」になるなんて。

42歳までの人生では、まったく考えてもいませんでした。

#想像していなかった未来

まさか自分の人生でこんなテーマの記事を「あ、これわたしのことじゃん」と考えるとは思っていませんでしたね。

最近では、なんなら70代くらいでもう一回「40代のときはこんな老人になるとは思っていなかったわ(いい意味で)」と言えるようになったらいいな、すらと考えています。

人生っておもろー。

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