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近い将来、多くの自治体が消滅する危機

総務省が発表した統計によると2050年には、人口が30%減、その内の40%が高齢者、年少者は10%との予測。

出典
出典:我が国における総人口の長期的推移

これに対して皆さんどう感じますか?
更には、2050年には全市町村の4割超に当たる744自治体が人口減少によって将来的に消滅の可能性があると新藤内閣府特命担当大臣も「国難とも言うべき危機」と記者会見で述べています。

この状況に、いつまで他人事として無関心でいられるのでしょうか。

私は、廃棄物処理業界で「人材」に関わる課題解決のために人材育成事業や自治体等主催の講習会で講演をしています。

主にテーマとしては「廃棄物の適正処理」や「3R」についてお話する機会が多いのですが、最近は「企業の在り方」だけでなく「地域活性化」にも触れてお話するようにしています。

なぜなら、この危機を自分事として感じて、企業だからこそできる地域との連携や企業ブランディングに繋げてほしいから。

最近では、企業のソフトパワー(共感される企業風土づくり)についてもお話をさせていただく機会も増えました。

多様な人材が活躍できる職場づくりや地域から必要とされる企業づくりのために今、何をどう考え、誰とどう取り組んでいくのかについて、お伝えしています。

更には環境省中央環境審議会循環型社会部会静脈産業の脱炭素型資源循環システム構築に係る小委員会の委員も務めていますので、国家戦略とされている「動静脈連携」「サーキュラー・エコノミー」の実現のために、全国産業資源循環連合会女性部協議会での活動を通じて、業界の底上げにも取り組んでいます。

しかしながら、体感として「危機感」を感じて経営者の取り組む姿勢を感じることは少なく、受け身なのが気になりますし、思考回路の停止を招いているようにも感じます。

思考回路の停止というのは「自分には関係のない話」と情報のキャッチを遮断しているように感じるのです。

それは、日々、多くの情報を発信していますが、どれもこれも反応が少ない。反応があったとして「うちには関係ない」という声も多い。

さて、人口減少や自治体の消滅が統計や調査のデーターでハッキリと示されている中で、本当にそれでいいのか?とさえ思います。

なので、動画を作成しました。
3分程度のショート動画なので、伝えたいことがきちんと伝わるか不安に思いますが、ぎゅっと凝縮してお伝えしています。

今からやっても、間に合わないと思うかもしれませんが、
【自分だけ】がやるのではなく、『連携』を意識して取り組めば、
きっと未来は変わります!
このまま放置するよりは、ずっとマシな未来になるに違いない。
と、私が想像できているから、実現できると信じています。

「想像できることは実現する!」と言いますよね!

いつまでも他人事のように構えていると、自社の未来も危ういのは目に見えています。

「社員を幸せにしたい」「地域から愛される企業になりたい」という想いを持っているなら、ぜひ、考えてみてください。

今、やるべきことは何か。


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