カタチ重視で中スカスカなのは断り!
中小企業庁が定義している中小企業やのに大手企業気取りなのってどうなんだろう。見えているところだけ、大手気取り。これ、なんかの戦略的なものかもしれないけど。
本音を言うと、ちょっとナニガシタイノカヨクワカライ。
オンラインでの打ち合わせで、顔が見えない人がそばで色々指示出してたり。。。パスワード付きのファイルは、ファイル形式がよくわからず開かないし、あと、支払い条件とかもややこしい。
なんせ、要らん手間がかかる。
えっ?おたくさん、大手企業っぽいけど、企業としての倫理観、全然、スカスカですやん!みたいなとこ多いし。
社会に対してイメージアップする前にもっと企業として倫理観というか、取引先に対していい印象を持ってもらう努力も必要やろうにと。
私は、廃棄物処理法に沿った内容の研修などを依頼されることも多いから、ほんまその辺、「法令遵守」って意味わかってる?となることも多い。
社内研修で「それあかんやん!」ってことも適正意識を持ってほしいと言われるけど、要するに企業の姿勢というか経営方針自体が。。。なんだかな~って思うことも多い。
大手の真似して、社内で部門ごとに分断させて。。。意思決定も稟議通すのも何もかもがカメなのは、疲れる。
でいて、余計な手間をかけられるのも余計疲れる。
ま~かっこ良さを求めるならそれでいいと思うけど、これからの時代はかっこ良さではなく、「安心できる存在」じゃないかな。
だから、私は従業員30人以下の地域企業(中小零細企業とも言われるが)に対して、地域から必要とされ、社会に誇れる価値を発信できる企業づくりを愛を込めてサポートしています。
それに伴い、「カタチだけの研修」は現在、全部お断りしています。
意味ないから。形だけ?は?それ?時間とお金の無駄やでと。
売上的には、お断りは厳しいけど、それでもいらない。他にやってもうて。
スポットでの研修はやっていません。顧問先及びコンサル契約してくれているお客様のところでの社内研修と、自治体及び業界団体から依頼があった講習会みたいなのだけ受けています。
なぜ、顧客の社内研修だけなのか?
継続的に社員の様子が観察できるし、直ぐに社長からのフィードバックがもらえるので、段階的に社員の意識レベルや社内で抱えている課題解決に合わせてカスタマイズで実施できるから。
廃棄物処理法であれば、社員に何を知って、どう行動してほしいのか?
廃棄物処理実務であれば、導入しているシステムに合わせて役割を再確認したり、業務内容によって必ず押さえておくべき点を強調して伝えたり。
接遇であれば、一般的なビジネスマナーではなく現場で使えるお客さまに対して振る舞いや、営業に繋がるものの言い方など、ピンポイントで、ネタを組むことで、成果に繋がりやすいから。
これ以上の理由がありますか?
研修って何のためにするの?社員教育って何のためにするの?
そこがぼんやりとしているから、研修したって、社員は変わらない。
大手気取りかなんか知らんけど、担当者と話ししてても、、、
「責任者と話しさせて下さい」と言いたくなることも多い。
決裁権がないから、「確認します」「検討します」が多いから、意思決定もおそ~いってなるわけ。
最近、経営課題を解決すべく、テーマごとに数名の社員に対して
研修をしている企業さん。研修をしていない社員さんの様子が変わってきたという報告があった。
内容を聞いてみると、「会社に対して、こうしたらよくないですか?」と、提案してくれた。と。これにはそこの会社の社長が一番びっくりしてて、
社長自身が「私が話すことの意味が通じたんかな?」と。
「いやいや、言葉じゃなくて社長のこんな会社にしたい!という想いが通じてる証拠ですよね」というと、本当にうれしそうに、「せっかく提案してくれたから形にするにはどうしたらいいか、また相談させてください」とのことで。
これは、研修を受けた社員さんの行動が変わったことで、社内の空気が少し風通し良くなったから、社長に提案がしやすくなったのではないかと思う。
また、研修の際は「現状の確認」からすることで、「ヤバいですやん!」と感じることも多く、「社長が一生懸命一人でやってきてこの状態ってどう?」って言うと、「いや、ちょっとあかんと思います」となるので、「じゃあ、どうしたらいいと思う?自分たちでできることって何かある?」と聞くと、意見は出るものの、「やり方がわからない」とか、「社長が聞いてくれるかどうかわからない」とかモヤモヤの原因が出てくるので、それを1つずつどうやったらできるかを一緒に考え、実践してもらい、小さな自分でもできるという経験を積み重ねていくことで自信がついてくるので、自走できるようになる。
そんな社員が一人、また一人と増えていくので、社内の空気が変わり、変化が起こる。
社長の仕事は社員の言うことに耳を傾けること。
否定しないで、そう思う理由を聞いたり、どうやったら行動できるかなど前向きな質問を繰り返すことで、コミュニケーションを深めていき、お互いを理解し合える関係性を築くことで雇用主と従事者ではなく、仲間として話ができるようになる。
もちろん、社長の仕事は「決める」「資金調達」「外部との調整」など、社員ではできないことを担うので、仲間と言えども馴れ合いの関係性ではない。そこには社員を守るという責任は伴う。
役割と責任を自覚することで、力を合わせて企業価値を上げていける仲間になるわけで。その変化が面白いから、研修中心の業態から、顧問契約とコンサルティング業務に切り替えました。
ちなみに業界団体や自治体からの依頼はなぜ受けるのか?
ホンネを言いますと、社会貢献活動の一環やと思ってますし、今の私があるは、業界団体のおかげです。だから業界団体、特に産廃業者系の協会関連は、恩返しという意味で受けています。
自治体からのは、「地域活性化」に貢献できれば幸い!みたいな感じで!たまに地元の金融機関さんも来られていたりするので、そこはSDGs関連などの情報交換もしながら、地域企業に対して貢献できる話を持って帰ってもらったり。。。と。
というわけで、今日も長々と最後まで読んでいただきありがとうございます。