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Photo by
soeji
「美人局」に会わなかった。
先日、ニュースで「美人局」の被害に遭って亡くなった大学生のニュースを目にした。
逮捕されたのが未成年だった、というのも驚きだが、何よりも、私がヘッドラインの「美人局」を読めなかったことに驚愕した!
すぐに調べて、「えー」って声をあげちゃったよ。
私はすでに子持ちの熟女。
子供の頃から読書が大好きで、かなりの数の本を読んでいるはずだし、一応四大英文学部卒で、その上小説は電子含めて十冊近く上梓しているのに、読めなかったのだ。
「美人局」。
高校のテストにも、受験でも出てない気がするのだが。
みんな、いつ習ったの? 常用漢字なの?
この漢字が常用するの嫌でしょ。
読めなかった原因は、この漢字が出てきそうなジャンルの小説を、ことごとく避けていたとしか考えられない(読めない漢字は絶対に調べるので)。
そもそも、今まで身近でこの漢字に出会う機会がなかった人生は、幸せだったと感謝すべきではないか。
というか、「美人局」。
日本語学習している外国人にとって、発狂しそうな読み代表だ。
事件が起こったことで、私の知識はまた一つ増えたが、できればこの手の漢字は、使われることが滅多になく、読めない人が多い世の中になって欲しいものである。
やはり気学が表すとおり、今年は詐欺が増えるので要注意のほど。
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