idenshi195解体新書に参加しました

2024/11/14
言葉の楽譜によって朗読キネマを造り続ける、脚本家にして朗読キネマユニットidenshi195主宰の高橋郁子さんが自らの創り上げた言葉の楽譜や朗読キネマについて語ってくださるというトークセッションに参加する機会を得ました。感覚で創り出したものをここまで言葉にしておられることに驚愕の思い。

その中身も、リズム、呼吸、音色、母音と子音の奏で方、それを口先で演るのではなく、身体を通して空間を掌握し、物語の世界に作り変えるための、言葉、音の有り様などがこれでもかと言うくらい詰め込まれていて、ただただ圧倒されます。
耳に飽きさせず、観客に冒頭から最後まで想像の世界に没入させる工夫が論理的に語られ、デモンストレーションでは、実際に演出を少し変えるだけで同じ文章の印象がこうも変わるのか、という体験が論理の裏付けとなっていくのです。2時間があっという間のことでした。
1月に東京で行われる『潮騒の祈り』の公演を必ず観に行くぞ!という気持ちがますます強まりました。

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