『一人語り〜想〜』観賞しました!

きっかけは、突劇金魚さんの朗読Barに初めて出させていただいたときに、トリを務められた深田あささんが語られた『鉄輪』をお聴きしたことでした。大きな声を出そうとしているようには見えないのに一音一音が綺麗に響く声、自然と役の姿や辺りの情景が脳裏に浮かぶような語り口。実は私は右脳と左脳の結び付きがあまり強くなく、本をいくら読んでも、ラジオドラマや朗読劇を聴いてもイメージを思い浮かべることが出来たことはなかったのです。なので、自然に有り有りと脳裏に浮かぶ情景や人物の姿に、驚愕の思いでした。どうしたら、そんな風に読めるのだろう?と思う私に差し出されたのが今回の『一人語り〜想〜』の情報でした。それから深田あささんが読まれた脚本を書かれた高橋郁子さんのこと、高橋さんが主宰されているidenshi195のこと、知れば知るほど興味、関心は募り、本日初めて、ここ大阪で高橋郁子さんの作品を語られた三人の語り手の朗読をお聴きして、ある方は切々とした女の想いを語り、ある方は愛するが故の恨みの強さを表現し、そしてある方は別世界からの麗しい風のような空気を運んでくる、そんな朗読をお聞きして、つくづく素晴らしい語り手さんに出会ってしまったなぁ、と嬉しくて幸せな気持ちになりました。今後も益々のご活躍を期待しています!

#一人語り想

#高橋郁子 さん

#深田あさ さん

#槇藤寛子 さん

#有郷柴 さん

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