と、急に思いついたのは、夜中の0時過ぎ。時間帯的にも危険なのはわかっていました。が、そのまま思考が止まらず、朝の5時。1歳児の寝息を横に感じながら、海外移住というアイデアはどこまでも自分らしく、どこまでも可能性に満ちているように感じたのです。 自己紹介はじめまして、Kayと申します。2023年9月現在、日本在住、もうすぐウィーンへ移住する予定の女性です。夫と子ども二人(1歳と5歳)アリ。これから書き続けたい記録は、自分のため(頭の整理的な、ね)が第一なのですが、もしかしたら
こんにちは、転職がきっかけでオーストリアの移住し、こちらでの生活が2年目に入りました。 米国大統領選挙でトランプが当選確実となり、アメリカ人の同僚が落ち込みすぎて、仕事休んだほうがいいんじゃないかというレベルで心配ですが、今回は選挙の話でなく、こちらに来てから、なんだか性格が変わってきた気がするという話です。 海外に住む日本人女性のイメージって気が強くて、負けん気があって、物怖じせず発言しちゃったり、たくましいイメージがあるかもしれませんが… 私、めちゃくちゃ大人しくな
こんにちは、日本から、欧州オーストリアに移住してからちょうど1年のKayです。 生粋の日本人である6歳の息子が地元ドイツ語の公立小学校に入学して2ヶ月、秋休み中の大発見について、シェアさせていただきます。 夕食後、息子が不意に「マーーーー、キーーーーー、ヌーーーーーー」などと意味を成さない音を次々と出し、なにふざけてるんだろう、と私はあまり気にせず食器を洗っていると、 と、もんのすごい発見を報告してくれたのです! いやいや、そんなの当たり前。 遅かれ早かれ気づくでし
こんにちは、オーストリア在住のKayです。 移住一年を迎え、まだまだ慣れない日々ですが、少し心が落ち着いてきたのか、日本の家族のことをふと考えることがありました。特に、曾祖母までさかのぼって想いを馳せていました。 なぜかというと、彼女の存在が、今の私のオーストリア移住のきっかけになったといっても過言ではないから。曾祖母は、母が中学生くらいの頃に亡くなっているので、私は会ったことがないにも関わらず、彼女の存在は三世代を超えてしっかり影響しているのです。 私の曾祖母は「写真
こんにちは、オーストリア在住🇦🇹のKayです。 最近、noteなどでやたらオススメ記事として出てくる「教育移住」関連のネタ。私の記事のキーワードやら閲覧記事に基づいてとはいえ、Newspicksにも取り上げられていて、興味深く閲覧しました。 でも、なんだかモヤモヤ… なんなんだろう、このモヤモヤは。 教育が第一の目的ではなかったにしろ、私自身、転職がきっかけでオーストリアに移住してきて、こどもたちは現地校に通い、見事トライリンガルに育っていて、私自身も日々学ぶことばか
こんにちは、オーストリア在住のKayです。 今回出張でイギリス2都市に滞在していたのですが、感じたこと。 言葉が通じるって素晴らしい!! 普段ドイツ語圏で生活していると、些細なことでの不便がやっぱり出てくるし、気軽に誰かに聞くのをためらってしまったりすることも。 なので、今回イギリス、また以前アメリカに出張したときも「うわあ、街で気兼ねなく、遠慮なく英語使える!」と単純に嬉しかったのです。 電車のアナウンス、バス運転手との会話、街の標識、理解できる〜〜〜! おそら
こんにちは、オーストリア在住で研究機関でマーケティングや入試広報担当として勤務しているKayと申します。 海外移住に限らずですが、自分の意思で、現状を変えて、何かしら大きな動きをするにあたって、強い「押す力」と「引く力」が必要なんだろうなあ、と考えることがあります。この2つが揃わないと、なかなか一歩は踏み出せない。 この2つの力が、例えば合計100になったときに動けるんだと思います。押す力20、引く力80でもいいし、その逆でもいいし、別に数字は何でもいいんです。 例えば
こんにちは、オーストリア在住のKayと申します。今週は、移住1周年を迎える週です。 長かったのか、短かった1年なのか、本当によく分かりません。あまりにも色々ありすぎて、すごく自身が変化し、全くの別人になったような、でも根本は変わっていないような不思議な感覚です。 仕事柄、ヨーロッパ各国を割と頻繁に出張するのですが、1周年を迎えるタイミングでスイス→イギリス2都市、計3都市を訪問しました。 スイスは初めて訪問する都市でしたが、イギリスの2都市のうち1都市はロンドンで、ここ
ついに新しく設置されるリーダーポジションの公募内容が明らかになりました。 上記は、私がこのポジションには応募しないという決断を公言した際に、同僚からの一言です。 リーダーポジションについてはこちらの記事もご覧ください。 部署内で誰かが昇進するこの大きな動き。ざわつきは増していて、さり気なくお互いにさぐりをいれている様子が見受けられます。 そんな中、応募しないと決断した私の心は、とても穏やかなのです。 もちろん、この決断は容易なものではありませんでした。 私はとにか
こんにちは、オーストリアの秋のキリッとした気持ちの良い空気が大好きなKayです。昨年移住してきた頃の気候に近くなると、なんだかちょっとエモーショナルになってしまいます。 さて、オーストリアに来て初めて、人種差別的な発言をされたことを残しておきたいと思います。 とは言え、「国へ帰れ」的な明らかなものではなく、なんだか不思議な人種差別発言でした。 いつものように朝、通勤のためバス停で待っていると、中年男性にドイツ語で話しかけられました。なにかバスに関する質問のようでしたが、
こんにちは、オーストリア移住後してもうそろそろ1年が経とうとしているKayです。 最近、どうも体調が思わしくなく、食事前後の吐き気から始まり、1ヶ月で3回もぶり返す結膜炎、さらにはめまいが続き、かかりつけ医に行きました。 クリニックに着く頃には、軽い過呼吸のような息苦しさの症状もでるなど、でも血液検査や心電図など至って健康だし、でももしかしたら大きい病気かもしれない!と、心配した担当医が、なんと救急車を呼んで総合病院に運ばれることに… オーストリアで救急搬送かあ…とめち
こんにちは、9月に入りオーストリアの空が急に秋めいて、どこからともなく切ない感情が湧き上がってきているKayです。 前回の記事で、ダメ元でも昇進のために新しいポジション応募してみるか〜とテンション上げていたのですが、今、完全にやる気をなくしています。 最大のファクター:息子の小学校入学過去の記事に、こどもたちがあまり登場しないなあ、と我ながら気づいていたのですが、これは意図的ではなく、正直なところ、記事にしたい内容があまり子育て関連ではなかったのが主な要因です。 もちろ
オーストリアに家族と共に移住し、高等教育機関で勤務しているKayです。 早いもので、引越してきてから10カ月がたち、8月下旬に入ると、夏休みムードも終わりに近づいています。 9月の新学期が始まろうとする中、うちの部署が若干ざわついています。実は、2つある各チームに、リーダーポジションができあがり、チーム内の誰かが昇進することになると上司が発表したのです。 外部からは登用しないとのことで、現在チームで働いている誰かが昇進するというのは確実。 ただし、現在行っている業務も
こんにちは、オーストリアに家族と移住し、高等教育機関で勤務しているKayです。 私が海外で転職しよう、と決めたとき、国内転職するのと同じくらいのノリだったなあと今更ながら思います。 転職しようと思い立って、現在の職場から内定もらうまでの期間が約一ヶ月と、劇的に早かったのもあり、たまたま勤務地が外国だったくらいの気がしていたのです。 当たり前ですが、国内転職と海外転職は全く違う次元というのは、後々しっかり理解するのですが。 その大きな違いの一つ。 滞在許可にまつわるゴ
こんにちは、オーストリアの高等教育機関の現地採用枠で働いているKayです。 同僚が急に傷病休業で2週間休むことになったときのエピソードをシェアしたいと思います。 私の属する部署には15人ほどいますが、さらにいくつかのサブチームに分かれていて、私のサブチームには計5人が属しています。 その同じサブチームのメンバーの1人が、本当になんの前触れもなく、突然「病院で2週間休むように診断されました。復帰は〇〇日を予定しています」とメールで一言連絡。 おまけのような引継文章がメー
こんにちは、夏真っ盛りのオーストリアで日々の思いを書き留めているKayです。 ヨーロッパも毎日暑い日々が続いていますが、太陽が燦々と輝く空を眺めていると、ある夏の日を思い出します。 約8年前、日本に住んでいた時、海のきれいなあの小さなまちへ引っ越して間もない、ある夏の1日です。 当時、結婚はしていたけれど、子どもがいなかった私はちょうど転職したばかりで、新しい環境に毎日が愉しくて仕方がない日々を過ごしていました。 同じ部署の同僚は同世代ばかり、20代後半から30代前半