刹那的な快楽の悪い効果
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以前書いた内容だが40台中頃で、貯金が20万円、加えてフルタイム労働の諸々のストレスで、酷いアルコールとタバコ依存になってしまった女性の方を冒頭で少し紹介した。
自身も過去の体験を思い起こして、なぜこれほど自分にとってはストレスを抱えて一生懸命働いているのに、気が付いたらいい歳で金が貯まっていないのか、そして酒や夜の店やらギャンブル、ジャンクフードやゲームなどに逃げてしまったのかを考えていたが、
共通しているのが「嵌っている『一瞬は』楽しいけれど、後で時間を無駄にしたと物凄く後悔する行為」に依存していたということだ。
個人の解釈で、その一瞬は楽しい、つまりドーパミンを出してくれるものを羅列して行くと、
・ソシャゲを始めとしたゲーム全般
・ネトフリやユーチューブなどの動画コンテンツ
・酒
・タバコ
・ギャンブル
・夜の店
・ホストやキャバクラ
・Vtuber
・ウェブ小説など
・味付けの濃い外食を頻繁にすること
・マックを始めとしたジャンクフードやお菓子
・コーラなどの甘い飲み物
・見栄での消費全般
・Xを始めとしたSNS全般
・長時間のスマホ使用
などなど。
端的に言ってしまえば、穿った言い方をすると上記は労働者、つまり大多数の納税者の現実逃避のガス抜きとして用意されているものなので、そら依存性は高い。しかし書き出してみると、酷く浪費が嵩んでいた時は全般に当て嵌っていた。
奴隷労働や現実のストレスを忘れる為に、ゲームに逃げ、ギャンブルに逃げ、スマホに逃げ、酒に逃げ、女や男に逃げ、高カロリーな食事に逃げ、動画に逃げ、SNSに逃げ。
もちろんこれらすべてを否定はしないし、趣味の範疇として楽しめるのなら良いが、どれも薬物並みに依存性が高いので、短期的な快楽に嵌りやすい豆腐メンタルほど、犠牲になる確率も同時に高い。
過去に奴隷労働や現実の辛さで、ソシャゲに300万500万課金して破滅した人間や、ホストに数千万金を搾り取られた破滅した女や、Vtuberに何百万も借金してスパチャして破滅した女や野郎、オンカジに嵌って約260万借金を負った野郎などをちょこちょこ思い出す。
共通してすぐにドーパミンを出してくれる対象に嵌っている。
これらは依存性が非常に高く、そして依存性を利用され、金を財布から出してしまう敷居も同時に低いので、気が付いたら金を毟られドーパミン漬けにされているんだよな。
共通してと繰り返すが、上記の短期的な快楽を摂取した後に、虚無感や空虚感を強く覚える、行った後に何も残っていないと感じたのなら、それらは何も当人の問題を解決してはいない証拠だろう。
ここまで読んだ人で気分を害したら申し訳ないが、自分自身の事も顧みて、そもそも長期的に自分自身の問題に取り組めない、有用な時間の使い方と問題に取り組む体力自体がないから、依存性が高い物事に嵌ってしまうのだと思う。
じゃあどうしたらいいのかと言うと、自分の問題を解決できるように、毎日問題解決に向けて取り組むことを、数分でもいいから始めて習慣化していくしかないんじゃないかな。
けど俺も心がとても弱い人間なので、依存性が高い物事に嵌りやすい人間の気持ちは全部ではないが分かる。生きてりゃクソほどイライラすることやムカつくことばかりだからなぁ。現実なんざ基本的にクソだらけよ。
なのでと言ったらなんだが、破滅する人があまり増えないように、微々たる啓発と言ったらおこがましいが、何かしら気付きを得られることを書いていきたい。
おわり。