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第3回 大定番のオールデンVチップ 8年目

今回紹介する靴は、
オールデンのVチップです。
革はコードバンではなく、カーフですのであしからず。

こちらを購入したのは2016年の9月のことでした。

Vチップのダークブラウン。割と光ります。

そろそろアメリカ靴に行ってみるかと思っていた2015年から2016年辺りの頃。
当時は「趣味=靴なら一足くらい持っとけよ」くらいの気持ちは持っていました。
しかし、その一方でひねくれていた私は「靴からシャツまでアメカジはどうなん?」とも思っていて、購入に踏み切れないでいました。

そんなある日、ネットを漁っているとリジェクト品のカーフで10年くらい前の値段になっている自分のサイズを発見。
一応、アナトミカでスニーカーを買うときにサイズを測っていて、自分のサイズを知っていたので、試着予約の電話を即入れて、購入と相成りました。
6万いかないくらいだったのは、本当に運が良かったです。
(結果、ヨーロッパワークやヴィンテージをごそごそ漁るようになってしまい、高くついてしまいましたが。)


1.カーフだけどいいの?

もちろんYESです。
何より付き合い方が分かっていることが最優先でした。
カーフの靴しか持っていないのでケアに慣れてますしね。

それにお手入れ用品ばかり増えるのもなぁって思っていたので。
(当時は雑誌に載っていたクリームを片っ端から試していたので、ペネトレイトブラシと瓶だらけでした。)

8年目カーフのお肌具合。履いている時や履いた後はこんな感じ。

2.キズついてるなー(笑)


傷つきまくっている左足内側。


ひどい履き癖ですね(笑)
売ったら二束三文にもならないようなキズです。
ひたすら喧嘩っ早くて、勝ったり負けたりを繰り返したカブトムシのよう。
だが、これで良い。
これが良い。
一目見て自分のものだと分かります。

右足はそうでもないんです。これが履き癖の面白いところ。

3.それで、モディファイドってどうなのよ?

結論から言うと、僕の足には合いました。

踵がうまくフィットして、擦れることもない
土踏まずで程よく固定されている。
指は靴の中で自由に動かせるのにゆるゆるではなく、歩行時に違和感がない。

よくあるオールデンの解説記事に文句通りの感想です。
本当に気楽に履けるので、買ってよかったと素直に思います。

とにかくサイズが合っているか否かにかかっているんじゃないかと思うので、専用?の計測器で測ってもらったほうがいいんでしょうね。

4.コミュニケーションツールとして

正直一番強いと思っています。
雑誌でしこたま取り上げられているだけあって、服を買いに行くとほぼほぼ店員さんに話のタネとして使われます。
好きな人なら一発で分かる見た目をしているので、会話のきっかけに最適なんでしょうね。
それなりの格好でこの靴を合わせると、「同業の方ですか?」と言われることもあるので、良くも悪くも楽しく買い物が出来ます。

コードバンほどではないけどしっかり光るので、ちゃんと主張してる。

5.経年変化

ほとんどの方が一番気になっている項だと思います。

前提として、
履き始めはずっとニュートラル、期間は一か月に一回くらいでケアをしていました。
今は色が薄くなったらダスキーブラウンで色を入れています。
それ以外はニュートラルで大体一か月を目安にケアしています。

左足前面
左足甲。うまくダスキーブラウンが入ってくれてます。
内側。紐穴の周りが良い感じに落ちまくってます。
踵。ブーツ回のときもそうでしたが、思いっきり癖が出てますね。
外側。側面が当たりまくって一番色落ちしている箇所かも。
右足甲。皺が入っている所はほぼトラ柄。
右足外側全景。一番いい感じに色落ち具合を表していたのでこの一枚を。
左足同様、右足踵部分にも歩き癖が。

6.まとめ

個人的な位置づけでは、気楽な友達ポジションになりました。
畏まった場以外ならどこへでも。
タウンユースには手放せない靴です。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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