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【アメリカ生活】スーパーのレジのスーパーおばあちゃん

こんにちは。アメリカ在住主婦 Kayです。

なんだか、駄洒落のようなタイトルに
なってしまいましたが、、、
思いついたら頭から離れなくなってしまった
ので、今回はこれでいかせてください。

今日は、アメリカで私が密かに尊敬している
人の話をしたいと思います。

それは、スーパーのレジのおばあちゃんです。

なぜか、このおばあちゃんのレジに並ぶと
「元気」をもらって帰れるのです。

アメリカに来たばかりの当時、
スーパーの袋詰めを手伝っていた娘を
たくさん褒めてくれたのがこの
おばあちゃんでした。
娘が恥ずかしがって、
親の後ろに隠れるのが
かわいかったようで
いつもかまってくれました。
娘も毎週土曜日にショッピングに
行くのが楽しみで、
私たちは必ずこのおばあちゃんの
いる5番レジに並ぶのでした。

しばらくしてから、
娘が順番待ちをしていた
土曜日の日本語補習校に
入れることになり、
土曜日にショッピングに
一緒に行くことはなくなりました。

その後も平日の午前中に
私が買い物に行くと、
そのおばあちゃんが
5番レジに入っていて、
「娘さんは元気?」と
声をかけてくれたり、
クリスマス前にはステッカーを
くれたりするのです。

そして、おばあちゃんの
隠れファンは私だけでなく、
他の列が空いていて
声をかけられても
「この列に並びたいんだ」と
おばあちゃんのレジに
並ぶ人を何度か見かけたことがあります。

彼女の素晴らしさは、
偏見なく、一人一人の相手を
大切にしていることです。

数分のレジで過ごす時間、
いつも朗らかで、相手を気遣い、
一緒に笑う。

そのほんのちょっとの癒しの
時間に後ろ髪を引かれ、
あのスーパーに週一回は
足を運びたくなってしまいます。

彼女のスーパー売上への
貢献度は小さくないのではない
かな?とすら思います。

このスーパーのレジ業務の
サポートには、
身体や知的障害のある方も
いるのですが、
彼らにも等しくオープンで
朗らかで優しい。

簡単なようで、なかなか、
できることではないです。

そんな彼女に今週会えませんでした。

彼女の出勤風景を、
一度見かけたことがあります。
くたびれた車から、歩行器を使って、
少ししんどそうに歩いていました。

お年も重ねているように見えるので、
体調が良くないのかもしれないと、
心配が募ります。

体調不良ではないことを祈りつつ、
来週また元気なおばあちゃんに
会えますように。

今回もお読みいただき、
ありがとうございました。

また来週に。
みなさま、よい週末をお過ごしください。


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