【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.17 絵画クラス ボランティア】
こんにちは。アメリカ在住 主婦ケイです。
今日は、小学校での絵画クラスのボランティアについてご紹介します。
1.アメリカの絵画クラスは保護者が教えるの?
私がアメリカの小学校に来て一番驚いたのが、
アメリカの多くの小学校では、主要4科目
(国語、算数、理科、社会)以外の科目は、
担任の先生は教えず、
専門の先生か保護者が教えることです。
私のこどもたちの小学校では、
音楽、演劇、体育は専門の先生を雇っています。
そして、絵画クラスと陶芸クラスは、
保護者が運営しています。
各クラスに、絵画クラス、陶芸クラスの
取りまとめの保護者がいて、クラス毎に2-3人
クラス運営をサポートする保護者がいるのです。
ちなみに、体育や音楽の専門講師を雇っている
のは国や自治体ではなく、
学校の保護者会が集めた寄付を使って雇います。
よって、小学校によって、実施できるクラスの
内容は変わってしまうのです。
話が少しそれてしまいますが、
日本では学校で学べる内容やレベルがほぼ
変わらず、全て国・自治体が負担してくれると
いうのは、本当に素晴らしいことだと感じます。
2.絵画クラスボランティアの内容
私は、2年生の絵画クラスのサポート
ボランティアをしています。
絵画クラスは、1か月に1度、2時間程度
実施されます。
クラスは、こんな感じですすんでいきます。
①取りまとめの保護者が、
その日の絵画テーマに沿って、
絵画のテクニックや歴史についてプレゼン&
こどもたちとディスカッション。
②その日の絵画テーマに沿って、
こどもたちが絵を描く。
サポートのボランティアがすることは、
以下の3つです。
A.(サポーターは任意参加 ※取りまとめは
必須参加)絵画テーマのクラス運営方法の
事前レクチャーに参加
B. 当日の機材準備・片付け
※日本のように、子どもたち毎に絵具セットを
持っていないので筆・絵具等も含めて、
全て用意が必要です。
C. こどもたちが絵を描いている際に、
声掛けしたり、サポートしたりする。
①のプレゼンとディスカッションを
仕切る取りまとめの保護者は
事前準備が大変ですが、
サポーターはほとんど事前準備はないので、
当日2時間、働きながら、
こどもたちの絵画を見守ります。
3.私の来年度の目標
実は、来年私が挑戦したいなと思っている
ボランティアが、絵画クラスの「取りまとめ」
です。
プレゼンだけなら、練習すればどうにかなると
思うのですが、こどもたちの質問や
ディスカッションのハードルが高くて、
躊躇していました。
(来年度が始まる)夏までに、
リスニング力をもう少しアップして、
「こどもたちの会話が完璧に聞き取れるように
するぞー」
「そして、来年度の絵画クラスの取りまとめに
挑戦したい!」
と密かに思っているケイでした。
今日は、小学校の絵画クラスのボランティアに
ついてご紹介しました。
今週もここまでお読みいただき、
ありがとうございました。
スキをいただけると励みになります。
それでは、また来週金曜日に。
よい週末を。