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レーベル「また、ある一つの音楽」×管啓次郎展 恵文社一乗寺店
1/18日から31日まで開催中です!
恵文社一乗寺店生活館ギャラリー(京都一乗寺)
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森羅万象と生きる、を思考するレーベル
「また、ある一つの音楽」
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ぼくらは賢治の言葉を照明として使っている。
あるいは、人間を中心にする考え方をやめるなら、言葉においてわれわれはいつもその言葉自体がもつ意思のようなものを代行しているともいえる。(中略)
そんなことも考えなくてはならない時がやってきた、とぼくはひとりでぶつぶつぐるぐるとつぶやいていた。なぜ「ならない」かというと、地球におけるニンゲンたちの活動が、すでに極限までたどりついてしまったと思うからだ。
「サーミランドの宮沢賢治」"太陽編" 管啓次郎
音楽とことばのレーベル「また、ある一つの音楽」として制作してきたアートブック「銀河ノコモリウタ」や詩のカードを、現在京都の恵文社一乗寺店生活館ギャラリーにて展示販売していただいています。
敬愛する管啓次郎さんとのコラボブースにしてくださり、昨年末に刊行された「サーミランドの宮沢賢治」管啓次郎/小島敬太(白水社)や「PARADISE TEMPLE」(インスクリプト)とともに手に取っていただけます。
ブースでは2枚組CDによる歌と朗読のアートブック「SOUND ART BOOK銀河ノコモリウタ」
(管啓次郎さんによる詩「星と渡り鳥」小島敬太さんによる詩「琥珀泥棒」朗読収録、美術に安野谷昌穂他)
スリーブケースはなんと安野谷くんによる手刷り木版画です。税込¥11000
こちらは「ことばとおと」朗読/日本全国74人の声をフィールドレコーディング、「うたとことば」では宮沢賢治オマージュの歌の数々を。
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100年後に生きる未来へ贈る詩のカード
「ふくろうと牝牛の夜」(詩 管啓次郎、画 笑達)
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宮沢賢治へと綴ったものや、
サーミランドとも重なり合うように、南米アルゼンチン先住民による太鼓と声のプリミティブな古代音楽世界と宇宙とのつながりを記したリソグラフ印刷によるZINE「歌う宇宙」も展示販売。
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2025年をさらに豊かに生きぬくために
どうぞわたしたちと一緒に思考してください。
最後にもう一つ「サーミランドの宮沢賢治」より
ヨイクとはある意味では自然力に対する人間からの答えだともいえるだろう。風の音、動物の動きが立てる音、動物たちの鳴き声、そうしたすべてを模倣するように、再現するように、それらに応答するように、人間が声を出す、喉を使う。この世界において物質的に構成される「いのち」そのものの表現として、人間もまた世界の基盤とつながっていることへの感謝のようなものとして、歌われる歌なき歌。
いま、何か声を出せるなら。いまいるここは、ただここにいるだけで世界の頂点だ。
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わたしが取り組むカント・コン・カーハにも、
羊や山羊の鳴き声をなぞらえて声を使う歌や
角笛の音を真似る声、
また太鼓カーハの共鳴弦(馬の立て髪)は山が崩れ落ちる音サヤルを再現しながら山そのものに共鳴させるといわれています。
土地と共に生き、
これからも土地を聴き、土地に生かされる
そのことを今一度思い出してほしい。
LIFE IS A JOURNEY!展
2025年1月18日(土)~1月31日(金)
11:00-19:00 (最終日は14時まで)
恵文社一乗寺店生活館ミニギャラリー