機能温泉浴
シャンプー・リンス浴のように泉質のちがう2つのお湯に入って、より高い効果を得ることを機能温泉浴というらしい。
まずは、硫黄泉をもとめて、明礬温泉にやってきた。
「明礬湯の里」開放感のある露天風呂。白濁したお湯は、温泉という感じがして、県外から来た人はとても喜ぶ。
久しく入っていなかったが、今は長期休暇中。
旅気分を出して、やってみよう。今話題の「マイクロツーリズム」。
入湯料を払おうと受付に近づくと、あれ?なんと機能温泉浴のパンフレットが置いてあるではないか。
パンフレットは、1湯目に明礬温泉「明礬湯の里」、2湯目に鉄輪温泉「ひょうたん温泉」をすすめている。
なんと。1.2の順番で巡ると、「湯の花ミニせっけん」とオリジナル「竹鈴」がもらえる!!
なんと楽しい企画ではないか。実は私はひょうたん温泉に近いところに住んでおり、遅い時間まで営業しているからよく利用している。
なんと楽しいマイクロツーリズムではないか!!
今日の温泉はこれで決定!
早速、湯の里の入湯料600円を支払い。記念すべき一つ目のスタンプを温泉師匠に押印してもらい中へ。
開放感のある露天風呂は、少し狭くなった気がした。
私が大きくなったのだろうか・・
そこから見える景色は遠くに見える別府市街地と高速道路の橋。そして緑。空。
ふぁーー!!と大きく伸びをしたくなる景色。
これは変わらない。
白い乳白色の温泉からは、しっかりと硫黄の匂いがする。
子供の頃両親の運転する車で明礬を通ったら、硫黄の匂いがすごいので、毒ガス地帯だー!!と言って、兄と一緒に、せいの!!と鼻をつまんで息をとめていた。
今では毒ガス地帯は癒しの匂いとだと思う。
お友達同士かな?話ぶりからすると、どうも大分市あたりから来たのではないかと思われる2人の若い女性がいた。マイクロツーリズム中かな?
明礬湯の里をあとにして、鉄輪ひょうたん温泉へ。
もらうぞ!石鹸と竹鈴!!
さあ!入湯料をいつも通り払おうと思ったら、なんと700円!ええっ?こんな高かったっけ?
私はここに遅い時間しか来ないので知らなかったが、ひょうたん温泉の入湯料は、夕方18時以降は550円だが、それ以前は700円らしい。
まあ。出直すのもなんだし。
入湯料を払いスタンプと、石鹸・竹鈴を受け取る。
素直に嬉しい。
頻繁に来るひょうたん温泉も、今は旅の途中だからなんだかいつもと違う感じがする。
そして、全く意識していなかったのだが、この温泉は弱酸性の塩化物泉で、保湿成分の「メタケイ酸」は456mgで基準値9倍の全国有数クラスという。
「メタケイ酸」なんとも覚えにくい名前だが、美肌の重要な要素らしい。
リンスリンス。唱えながら、小さい滝が流れる露天風呂にゆったりと入る。お湯は無色透明。どこにいるんだ。メタケイさん。
ひょうたん温泉で私は必ず買って帰るものがある。
温泉たまご。1つ70円。
しまった、明礬で買っておけば50円だったのに。今は旅の途中。小さいことは気にしないことにしよう。
温泉たまごは、なんとも美味しい。
たまごのキミがとってもクリーミー。喉に詰まらないというか。無条件に美味しい。
さあ。明日はどこに行こうかな。
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