習うより慣れろ、それが武器になるまで。
去年の自分より、1つでもいいから何か成長していたい。1月はよくそんなことを考えて、今年頑張ることや目標を決めています。
一昨年はクリーニング師の免許を取りました。
去年は“趣味の釣り“を、“競技の釣り“にしました。
さて今年は何にする?
Adobe Fresco(アドビフレスコ)
知っている方も多いかもしれません。iPad向けのデジタルペインティングアプリですね。私はこのアプリの存在を知ったのは昨年の12月。園で配布された業務用のiPadにインストールされていたんです。目的は手書きで作っていたポートフォリオ(あるいはドキュメンテーション)をもっと手軽に作成しやすくするようにするためでした。
それまでも行事の有無を問わず、保護者の方向けにポートフォリオは必要に応じて作っていました。(毎日の活動記録とは別)
私はこの手の作業は好きで、まっさらな白画用紙に、必要な写真を貼り付け、そこにプロッキーで吹き出しを書いて、文字を書いていく…。別に自分にデザインのセンスとかがあるとは思っていませんが、“自分らしさで子どもたちの様子を表現できる手段“として好きな作業なのです。
ただこの作業には工程が結構あります。写真の選別から印刷。さらには写真の切り取り。その次に糊づけ。ここまで出来たら次は文字入れ。さらには色鉛筆などを使っての装飾などなど。
保育内容を保護者に伝えるという意味で非常に大事な業務だと思っていますが、どうしても後回しにしがちで、時間外にやることも多かったりします。
そんな状況を改善すべく、1台のタブレットで全てを済ませることができるアプリとしてAdobe Frescoが導入されたのです。
習うより慣れろ
実は昨年末のクラス行事にのめり込んだ原因が、このアプリの存在でした。
“作りたかった行事のポスターを自由自在に作れる!!“
結果的に、子どもたちの行事への期待を高められ、保護者の方の満足度も得られたポスターが完成したのですが、作るのにだいぶ時間がかかりました。汗
アプリ内で使えるツールが多種多様であり、それに付随したルールも多岐に渡っていたので、それに慣れるのにすごく時間を要したんですね。
ただ何でもできそうなお絵描きアプリだったので、やってもやっても飽きがこない。笑 だから時間を忘れて無我夢中でアプリを使っていたんです。
それである程度やってみて感じたのが、“これでポートフォリオ作りは逆に時間がかかるんでは?“というものでした。せっかく園で準備してくれたものだけど…それが素直な感想。
ただ先述したように、このアプリがなかなかに面白くて、これは習うよりも慣れろの精神でひたすらに触ってみないと現場で使えるアプリかどうかはわからんぞとも思いました。
お絵描きアプリなので、ポートフォリオ作りには向かないのかもしれない(写真加工、文字入れはできます)。ですが、このアプリは面白いし、やらされなくてもついやっちゃう感じなので、保育に関係なくある程度までマスターすれば何かに繋がるのではないか?と思っています。それで先日から毎日1枚絵を描いているのですが、“慣れればポートフォリオ作りがものすごく楽かも?“のわずかな光明が見えてきています。
まるで息をするようにちゃちゃっとポートフォリオ作りができれば、業務時間内で済ませることができるようになる。そこまで自分を持っていこうと思ってます。それが目標。
今日のサムネは、そんな私が描いた太陽の塔です。