
見て楽しむライブグッズ 〜ハロウィンランド建設の物語③〜
今日は私のアクションではなく、A先生のハロウィンに向けたアクションです。
「トリックオアトリート!!」と言ってお菓子をもらいに行くのであれば、お菓子を入れる箱を作らないと♪ということで今日はそのケース作りをしていました。

ハロウィンの仮装がドレスコードであるなら、このお菓子入れは何だろう?
これも1つのドレスコードと捉えるのも良いけれど、なんか違うんだよな…と考えていて、結局しっくりきたのが“ライブグッズ“でした。
ハロウィン以外には使えない
ライブグッズとか言っておいて、実は私はイベントごとではあまり物を買わないタイプの人間です。笑
“こんなTシャツ、今以外、いつ着るんだ?“というデザインもあるし、
“これは普段使いできるけれど、この値段ならここで買う必要ないよな“
とケチな自分が出てきてしまうんです。
けれど、そのグッズはそのライブで隣の人とその時間をさらに楽しめるようになるアイテムであり、一目見ただけで「この人は私と同じ会場に向かっているファンの方だ」と非言語でコミュニケーションを取れるものでもあります。
今回のお菓子入れもハロウィン以外ではなかなか使えないでしょう。
けれど、10/31を最高に楽しむには必要不可欠のアイテムであり、それが可愛かろうが、あるいはダサかろうが、「盛り上がってるね〜!!」と手を取り合って笑い合えるアイテムだと思います。
時間をかけるべきか?
こういう製作物をする時に、私は2つのパターンを考えます。
①短時間で作り上げ、完成したという達成感を味わえるようにする
②時間をかけて作り上げ、自分の思いがこもっていく感覚を味わう
私の場合、②をしたいという理想はあるものの、現実は圧倒的に①が多い。そもそも子どもたちは飽きちゃいますしね。
何より子どもも大人と同様、集中できる時間は限られています。その“火がついた集中力“を活かさない手はないし、そこで生まれる大人の想像を簡単に超えていく子どもたちの力を私は身をもって実感しています。
今回のお菓子入れはどっちなんでしょう?
ハロウィンまではまだ2週間以上あります。じっくり作ることはできます。
けれど、作り上げたことに満足してしまったら?
ここで製作物を10/30までは装飾として楽しむ、飾って楽しむライブグッズとして楽しめばいいじゃん!と思ったのです。
こういうふうに考えられれば、製作物に追われて疲弊してしまう保育者の“製作物の捉え方“を少し変えられるんじゃないかな?と思ったお菓子ケース作りでした。