R5年度5月に読んだ本とそのプチ感想

 新生活も落ち着いた5月の初旬。時間にも精神的にも余裕が出てきたので、習慣だった読書を復活させました。
 “読書する時間もなかったの?“と言われると、あったのかもしれない。笑

 けれど、それ以上に新しい園の新しい文化を取り入れる方に力を注いでいました。

 さて読書の時間ですが、私は主に以下の場面で読書をしております。

・通勤中の車内(なかなか動かない交差点があり、そこをあえて利用)
・確実に取れる(←これ重要)休憩の時間
・朝の出勤前の10分or食後

そんな私が5月に読んだ本を挙げていきます。

1.東大の先生!文系の私に超分かりやすく数学を教えてください!
2.一汁一菜でよいという提案
3.夢と金
4.30代を無駄に生きるな

となります。およそ1週間に1冊のペースぐらいですね。

1.東大の先生!文系の私に超分かりやすく数学を教えてください!

 私は高校時代から文系コースであり、大学も文系教科を使って進学しました。かなりの数学嫌いです。笑
 ただ、池の周りを歩いて何分後に出会うとか、あぁいう問題をクイズ感覚で解くのが好きで、たまたまブックオフで目に入ったので手に取りました。
 内容は私がまさに数学につまづいた部分を丁寧に解説してくれている分けですが、この本で“あぁ、こうすれば良かったのか“と思ったのが数学の世界で決まりごとになっているものには性質を素直に受け入れた方がいいという部分です。

 例えば平方根(ルート)とか、あれ、全然意味分からなかったし、私はそれよりも何故平方根が生まれたのか?みたいな方が気になってしまってたんです。笑

 この考え方があれば、もうちょい数学好きになってたような気がしないでもないです。

2.一汁一菜でよいという提案

 この本は料理家の土井善晴さんの著です。 
 内容は、
 ・毎日豪華な食事を用意したり、無理して準備しなくていいんだよ。
 ・白米と味噌汁とちょっとした漬物、これだけで十分。

ということを切り口に日本の食文化の変遷や日本人の心についても考える内容となっています。

 私は料理するのが好きなのですが、白米と味噌汁だけというこの絵面が、何故こんなにも美味しそうに見えるのかと思ってしまいました。
 たくさんの美味しい食べ物に溢れているこの時代。脳が喜ぶ料理はたくさんあるけれど、それは毎日食べていたら飽きてしまう。
 けれど白米と味噌汁は身体が喜ぶ。身体が毎日求めているものなんだなと思いました。
 
 この本を読んで毎日味噌汁を作るようになったことは言うまでもありません。笑

 あと結構、保育にリンクしそうな点も多かったです。

 
3.夢と金

 今、Amazonのブックセールスでも1位の西野亮廣さんの新著ですね。
 
 革命のファンファーレで衝撃を受けて以降、西野さんの行動や発言はチェックしていますが、この本もたくさん刺激をくれる本でした。

 最近はこの「夢と金」に出てくる文脈を、自分や保育業界に落とし込んで考えるのがプチブームです。 
 ヒューマンエラーはシステムエラー。そのシステムエラーの原因は何かとなるの“金“に行き着く。
 例えば幼稚園バスに園児が取り残されて熱中症で亡くなってしまった事故。もちろん園側の責任ですが、そのヒューマンエラーってお金があれば回避できたんじゃない?(職員をたくさん雇える、車の装備をグレードアップできるなど)。

 捉え方によって保育現場にも取り入れらそうな部分が多く、今2周目を読み終えたところです。

4.30代を無駄に生きるな

 THE30代を生きている自分のほっぺを引っ叩くようなタイトル。笑

30歳になったタイミングで読めば良かったのか?
それとも去年読めば良かったのか?

いや、今、この本を読むべきタイミングで読めたんだなと思える内容でした。

 正直、保育者としての既定路線が決まっていた私ですが、それを全部捨てて環境を変えました。挑戦といえば聞こえはいいですが、不安ももちろんあります。

 そんな自分の決断、生き方を肯定してくれる内容でした。もちろん、それだけでなく、今後の自分がどう立ち振る舞うべきなのか?も色んな角度から書いてあります。
 
 この30代でどう生きるのかがこの先の人生を大きく変えると思うと、1日1日が無駄にできないなと。
 
 この本も定期的に読み返して、自分の“現在地“を確認するようにしたいと思います。


と言うわけで、5月の本の感想を簡単に書いてみました。

6月はどんな本を読もうかな。


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