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園の中に家事代行サービスがあったなら
地元を離れて3か月が過ぎようとしています。
私は月に1度、散髪しているのですが、約20年くらいはずっと同じ美容室でお世話になっていました。
3月末の卒園式向けて整えておいた髪の毛は目的をなくし、4月の新生活に向けて髪を切りたい。けれど、新しい美容室を探している時間ももったいない(というか高い)と思い、ものすごーく久しぶりに理容室に行きました。
値段とスピード、そして必要以上に会話をしてこないのが逆に居心地が良く、そこをリピートするようになっています。
理容室というと顔剃り、襟足剃りなどをしてくれるのですが、4月と5月は“自分でやれるからいいかな“とオプションには入れず。カットだけをお願いしていました。
しかし、先日は時間にも余裕があったので顔剃りなどもあるプランに。
で、それがめちゃくちゃ気持ち良かったんですよね…。
あの生温かい泡とか、
カミソリで産毛がカットされている感触、そして音とか、
毛穴を開くため?の温かいタオルで顔を包む感じとか、
たったのプラス600円でこの至福の時間。
自分で出来るからいいや、とケチっていましたが、値段以上の時間や体感を得られたと思います。
ふと考えると世の中には、自分で出来ることだけど、相手にやってもらうことで自分の時間を生み出したり、疲れを取ったりと、お金を払ってでもやってもらいたいことってたくさんありますね。実は保育もそう。
それがたくさん溢れている現代では、よりニッチなサービスや重箱の隅を突くようなサービスが、溢れているからこそより目立つ(=差別化)のかな?と感じます。
実は私が“おっ?“となったサービスがありまして、それが園の中にクリーニングサービスがあるというもの。
↑これはまた別の園なのですが、内容は登園した時にそのまま洗濯をお願いできるということです。
面白いこと考えるなぁって思います
私がこの取り組みがいいなと思うのは、ご家庭の負担を減らしてあげられることもそうなのですが、職員の働き口が増やせるのではないか?という点です。
今の園で働いていて感じるのは、やはり職員が多ければ多い方がメリットはあるということ。
園長も「人を辞めなさせない方法を常に考えている」とおっしゃっていました。
保育園は女性が多い職場です。故に結婚、妊娠、出産、産休・育休がキャリアのおいて影響を与えることは間違い無いでしょう。
結婚を機に辞めてしまう人を私は何人も見てきました。また育休明けで子育てとの両立に苦戦している人も見てきました。
“時短で働きたい。けれど、今の園では無理そう…“となったときに、園の中のクリーニング店で働ければ、大きく環境を変えることはないから負担は減る。
これなら“退職していってしまう“という経営者にとっての死活問題を避けられるのではないかな?と考えてしまうんです。
クリーニング屋はあくまで例ですが、
“保護者が負担に思っていることを代行するサービス“が園にあってもいいよなと。
そんなことを理容室でさっぱりした後に思ったのでした。