とある園に視察研修に行ってきました。
先日、とある保育園に視察研修に行かせていただきました。私自身の経験を振り返ると、園内を見て学ぶという研修はしたことがない(はず…)。今回見学させてもらった園は、いま私が勤務している園のモデル園に近い存在。保育の展開などなど、あらゆる部分で似通っている部分があるわけで、私が感じていた細かな疑問を解決できる機会になると思い、とても楽しみにしていました。
実際に園を見学させてもらった感想としては、モデル園である以上、置いてあるおもちゃやその収納の仕方も似ているので、飛び抜けて感動することはなかったです。しかし、今回はちょうどサークルタイムのようなものもやっていたのでそちらも合わせて見学させてもらったのですが、その落ち着いた進行をしている担任の先生の姿には、こういうやり方もあるのか〜とすぐに実践できそうなこともありました。
一通り見学したのちには園長先生との懇談時間もあり、短い時間ではありましたが参加者の皆さんと意見交換もしました。今回の研修で一番の成果はこの懇談時間にあり、今回の園が行っている“自分たちの保育をどのように保護者に伝えるのか“という方法、スタンス、考え方がとても刺激的でした。
“なんで分かってくれないんだろう“
“分かってくれる時がくる“
というスタンスでは到底無理だよと言われてる気がしましたね。汗
以前、“自分たちの保育を伝える冊子を自園で作れば、それが広報にも使えるし、自分たち(保育者)の自信や成果にも繋がるのでは?“と考えたことがあったのですが、それをまんまやってて、やっぱりこの手法はありだなと。
この“冊子を作る“というやり方は3年前に有名幼稚園を見学した際にも真似できるかも…と思ったのですが、その時はお金をかけて作られた売り物になりそうな冊子でした。一方、今回の冊子は高級紙に印刷したプリントを簡易バインダーに挟んでまとめているものでしたが、こっちのやり方もいいなぁと思いました。
色んな園を見学しすぎるのも自分の保育がぶれそうな感覚がするのですが、効果的なタイミングで行えると、自身の振り返りや“明日はこうしてみよう“と期待に心を躍らせられるなぁと思った視察研修でした。