人形劇に魅せられて。
今日はお楽しみ会という園行事がありました。
月に1度開かれている行事で、保育者ではなく、外部からゲストを招き、大道芸をやったり、読み聞かせをやったりする様子を子どもたちが見るというものです。
約1時間ほどなのですが、普段はあちこち行きがちな子どもたちがじっと座って楽しんでいるのです。相当、夢中になっているんでしょうね。
さて今日のお楽しみ会にはとある人形劇団がやってきてくれました。
劇団といっても団員はお二人でした。
先月、先々月が仮装した大道芸人さんがマジックなどを披露してくれたのですが、そこと比べるとやや地味感は否めません。(というか大道芸人さんたちが派手過ぎだったのかな?)
恥ずかしながら今日はハズレ回かな?と思ってしまいました。
しかし、人形劇を見終えた時の私は、
「今までのお楽しみ会で1番良かった」
「感動したし、こんな魅せ方があるのかと勉強になった」
と、この上なく満たされた気持ちでいっぱいだったのです。ハズレ回とか言った自分を殴りたいぐらいです。
この感動と学びは個別にして書いていこうと思いますが、自分の簡単なメモにはこのように書いてありました。
・独特のリズムがBGMで流れている。どこかで聞いた覚えがある。おかあさんといっしょとかでよく聞いたような
→子どもたちに染みついたリズムだから、子どもたちも自然に没頭していた
・暗幕や垂れ幕を使って異空間を演出
→教育テレビなどでやっている遊び歌の世界観が画面から飛び出てきた感覚
・“はらぺこあおむし“という最強のシンボル
・小さいからこそ凝視しなければならない=集中力
・言葉で伝えることを多用しない。音楽と動きで惹きつける
・「頑張れ!」という掛け声が自然と出てくる雰囲気
読む人にとっては“なんのこっちゃ?“みたいなメモ書きですが、1項目ずつじっくり書きたい衝動に今、駆られています。
話が少し逸れますが、私は“一芸を持つこと“で広がる保育者の世界があると思っています。
新しい環境ではそれをひしひしと感じる場面があり、保育者の活躍の仕方がまた変わるのではないか?と。
そのヒントが今回の人形劇団にあったのです。これは言い切ってもいい。
そんなわけで、やや興奮気味な自分を一旦押さえて、次回からは先に挙げた項目についてじっくり書いていこうと思います。