過去問やってもボロボロ
クリーニング師の試験勉強自体は、1ヶ月ほど前から始めていました。
勉強、と言っても教本をひとまず読むというものですが。
全く持って未知の分野。
「よし!勉強するぞ!」となってもチンプンカンプンなのは目に見えていたので、まずはクリーニング教本を読み通して、内容をものすごく大まかに把握することから始めました。
読み終えて、内容は1割も頭に残っていません。
でもこれは想定内。
逆に1割、何が頭の中に残っているのかとういうこと。
クリーニング師と言われるとイメージする姿は…
衣類を全て把握し、必要な洗剤や溶剤で洗濯したり、シャツを畳んだりする姿でしょうか。
だから私も教本を開くまでは、専門的な知識が羅列してあるのかと思いきや、それはむしろ後半の内容でした。
初めに出てきたのは“公衆衛生“というワード。流行病などが付着した衣類を扱う場合もあり、衛生面には気を遣いましょう、ということ。
ついで、洗濯物などを預かる際は必ずお客さんに方法を説明するなどの、接客時の関わり方。
さらに近年はSDGsの観点も大事にしており、クリーニング業界としての環境保全の取り組みについて。
そこから少しずつ服などについているタグの見方、生地の種類とそれぞれに適した洗濯・乾燥方法などを学ぶといった流れでした。
これが教本1周目の、1割頭に残ったという内容です。
この状態で過去問を解いてみましたが、当然結果は散々。
けれど、どのワードが出やすいかなどの道筋は見えつつあります。
正攻法ではないけれど、戦略的に勉強する感覚を楽しんでいます。