見出し画像

今年のクジ運を全て使い、稚魚の会歌舞伎会合同公演の茶話会に行きました

国立劇場の研修修了者による「稚魚の会」、幹部俳優に直接入門した名題・名題下俳優を中心とした「歌舞伎会」、両会による合同公演は毎年8月に行われています。

お弟子さんたちが一年に一度、大役に挑み
緊張感を持って取り組む様が伝わってくる晴舞台、毎年清々しい時間を楽しんでいます。その演目自体の魅力も再発見できますし、真剣に演じる姿を見ると、役への愛着も増える。もっとその作品や歌舞伎自体が好きになるような気がしています。

▼今年の稚魚の会歌舞伎会合同公演の詳細はこちら
今年は「傾城反魂香」(萬壽さんと又五郎さん監修・指導)、「太刀盗人」(彦三郎さん監修・指導)、「乗合船」(藤間勘十郎さん監修・指導)です。

今年は浅草公会堂での開催が決まり。
宣伝に一層の力を入れなくては!ということになったようで、出演者による手づくりの茶話会を開催。生まれてこのかたクジ運が悪いのでダメもとで申し込んだら「当選」…! ウキウキと参加してきました。情報を見かけて光の速さで申し込んだ甲斐がありました。

上段左から桂太郎さん、やゑ亮さん、春希さん、音蔵さん、家之助さん
下段左から竹蝶さん、松三さん、音幸さん、蝶也さん、好蝶さん
ハートの作り方にも個性があります

参加メンバーは大谷桂太郎さん(桂三門下)、尾上音蔵さん(菊五郎門下)、尾上音幸さん(菊之助門下)、尾上松三さん(松緑門下)、中村竹蝶さん(萬壽門下)、中村蝶也さん(歌六門下)、中村春希さん(魁春門下)、中村好蝶さん(萬壽門下)、坂東やゑ亮さん(楽善門下)、坂東家之助さん(家橘門下)。

この日のプログラムとしては、まずお一人ずつ、過去の合同公演で印象に残っているお役の写真を見ながら振り返り。その後、お客さんが小グループごとに分かれて、役者さん達も交えてお喋りしたり質疑応答したり……お弟子さんとお話できる機会はなかなかないので、とても興味深く楽しい時間でした。なぜ歌舞伎俳優になったのか、そのきっかけを伺ったり、素顔を知ると、舞台で拝見するのがさらに楽しみになります。

今回は30名限定でしたが、申し込み多数だったようで、7月・8月に第二回第三回の茶話会も検討されているそうです。ご興味ある方は合同公演2024 Xアカウント @24Goudou をフォローしておくことをお勧めします。


茶話会できっちりと司会を務められたやゑ亮さん(写真左)は今年、「太刀盗人」の田舎者万兵衛を勤められるそうです。蝶也さん(右)は「傾城反魂香」の修理之助と「乗合船」の田舎侍。ちなみに本日のお召し物は小川柄の浴衣で(柄をアップでご覧ください)、米吉さんにご相談して決められたそうです。さすがのナイスアドバイス

この日の会場「片岡屏風店」さんは初めて伺いました。

「文七元結」でお馴染みの「本所吾妻橋」から歩いてすぐ。
(身投げしている人はいませんでした)


お土産に梅園の美味しいどら焼きまで頂戴しました。お皿からはみ出そうに大きい!

最後に皆さんのSNS情報(漏れがあったらごめんなさい・・・)
大舞台に向けて色々と情報発信されると思います

大谷桂太郎さん ブログ:https://ameblo.jp/nana77-momo424/
尾上音蔵さん insta:zoo.aka.otozo
尾上音幸さん insta:onoe_otoyuki X:@otoyukiii
尾上松三さん insta:onoe_shouzou
中村蝶也さん insta:choya_nakamura
中村春希さん insta:haruki_nakamura_nk X:@haruki_nk
中村好蝶さん insta:yoshityo_nakamura X:@yoshityo_naka
坂東やゑ亮さん insta:yaesukebando X:@yaesukebando 
坂東家之助さん X:@yanosuke_bando


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?