現代における設計事務所の組織化
設計事務所を大きく二分すると個人事務所か組織事務所に分けることができます。今回は設計事務所の組織化のメリットについて考えたいと思います。
設計業務における生産性の向上
組織化するということはより多くの人達が関わるということですので、マンパワーが増すことで単純に業務をより多くこなすことが可能になります。また、業務分担をすることで業務の効率化を測ることも同時に可能となります。
ネット普及により社外での組織化が可能
昨今ではインターネットの普及により、外部の人達とバーチャル上で繋がり一緒に仕事をすることが可能となってきました。また、コロナ禍によりその傾向はより顕著に現れてきています。
遠隔ツール普及による多種多様な人材確保が可能
コロナ禍によりzoomなどのテレビ会議システムやテレワークでの遠隔ツールなどが今まで無縁だった人達の間でも一般普及されました。よって、より多くの人達と遠隔でやりとりができるようになりました。よって、多種多様な人材確保が容易になってきています。
プロジェクトベースでの組織化(アメーバ型組織)
人を抱え込むのが組織化であった時代から現代ではプロジェクト毎に人が集結し業務が完了すれば解散するといったアメーバ型の組織形態がネットリテラシーの高い人達の間で一般化してきているように思います。
フレキシブルに変化するアメーバ式組織形態
組織がイワシの大群のように個人が組織を構成している状態であると考えると必要に応じて形を変え如何様にもアメーバ状に変化していく組織が現代型組織のあり方であると思います。今後もこのような組織形態がさらに進んでいくことが予測されます。弊社も多種多様な方々に参加頂けるような組織形態を模索していければと考えています。
まとめ
リアルの繋がりだけでなくネットを通じて多種多様な人達と出会い遠隔ツールを使用してバーチャル上で業務を共有することができるようになりました。大きな組織事務所でなければ成し得なかった組織化が個人の設計事務所でも可能となってきました。弊社でも多種多様な人達と関わって頂けると組織化を今後も推進していきますので宜しくお願いします。
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