現実逃避をロマンチストと呼ぶなら
だらだらと攻殻機動隊を見ている時に
空想世界の映画館から抜けられなくなり
現実世界に戻って来れなくなる話での一幕での会話
監督「ここの観客の中には現実に戻った途端に不幸が待ち受けている奴もいる。そういう連中の夢を取り上げて、あんたは責任を負えるのかね」
少佐「負えないわ。でも夢は現実の中で戦ってこそ意味がある、他人の夢に自分を投影しているだけでは死んだも同然だ」
監督「リアリストだな」
少佐「現実逃避をロマンチストと呼ぶならね」
監督「強い娘よの、いつかあんたの信じる現実が作れたら呼んでくれ。その時ワシらはこの映画館を出ていこう」
僕のロマンは現実逃避ではないだろうか?
現実を少しでも良いものに変えていく努力はしているのだろうか。