10-46 ギターの弦を張り替えると言うこと
改めてギターを練習しようと思って
ギターを2年ぶりに2本引っ張り出してきた。
G&Lのギターはなんとなく目に止まって買ったギターで
Baccusのギターはなんだかんだ長く使っている。
付き合いが長いこの Baccusのギターは
もう8年以上のお付き合いになるんじゃないだろうか。
どこで、どう言う思いで買ったギターなのか記憶がない。
そして初めてと言って良いくらい
自分で弦を変えて、少しメンテナンスらしき事をしてみた。
オレンジオイルを塗り、弦を恐る恐る張り替え、
ネックの歪みをおっかなびっくりトラスロッドを回して調整してみる。
ただ、今回一番大きかったのは
弦を10-46と少しだけ太い弦に変えてみた。
音はパリッとした気がするが
何より、硬くて感覚が違う。
はっきり言うとうまく弾けない。
こんなに弦を変えるだけで感覚が変わるんだ。
あまりにも疲れて細い弦に慣れすぎたのかもしれない。
なんとなくこの2-3年の僕のことを指しているようで
どきっとしてしまった。
ギターは女性に喩えられることが多いが
本当に言い得て妙である。
今のままの僕には扱いきれない。
ギターに申し訳ないと思ってしまった。
僕でなく、もっとうまく弾ける人
せめて大事に扱ってくれる人の元であれば
もっと幸せだったんだろうな。
これまでより弾くのは難しく
たまに指に痛みは走るが
きっとイライラもするし
下手くそな自分に悲しくもなるだろうが
せっかくだ
しばらくはこの弦で環境でやっていこう。
そして僕のせいで不遇だったこのギター達にも
良い音だねと人様に認知しもらいたい。
いつでも細い弦には戻せるのだから。