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【Mリーグ2020】プロの押し引きを学ぶ【GAME17】
天鳳特上卓で放銃率.150の自分が、プロの実戦の押し引きを振り返り、何とか放銃率を下げる努力をしてみよう、という趣旨です。
DAY9 GAME17
好調の村上プロ、小林プロがそれぞれ大物手をツモって迎えた東3局。トップ争いの相手村上プロの親番で、タンヤオ赤赤のチーテンを入れる小林プロ。
二枚切れ字牌3種類を抱えたドラドラチートイイーシャンテンだった村上プロ、前巡4p(小林プロのチー手出し5pのソバ)を引き切らずの判断をしていましたが、ラス牌北を引いて4p勝負!
またもやラス牌の發を引いて4000オール!ずるずんたん。
ドラ赤赤を持つ小林プロ、7mポンから仕掛け。
白以外の部分から仕掛け出せるのは予め考えていないとなかなか出来ないですね。
ポンされた7mを引いてテンパイの松本プロが親リーチ。
直後に白が打たれますが、小林プロ微動だにせず、あっさり徹底ガードに切り替え。
滝沢プロはなんとかテンパイを目指す手順。2mを切らずにテンパイ形を目指すため、現物の1mは切らず先に6p切り(7p4枚切れで3pが通っているのでノーチャンスと内川プロの解説)。こうやって粘るんですね…すごい。
東4局の滝沢プロの親番。1mポンでマンズ気配の小林プロに対して5mズバっ!ダマテン9600を小林プロの現物4pではなく自分の目から6sが3枚見えている7s待ち。
ドラが集まりだした松本プロが7s切り。
なかなかかわすことが難しい放銃で9600点は本当に痛いよね…
次局ドラ引きテンパイで松本プロの反撃開始。
メンホンチートイイーシャンテンの滝沢プロ、6pノータイムツモ切り。
9600放銃をほぼ取り返して東場終了。
滝沢プロが3巡目に1枚目の白ポン、7巡目に赤を切り出す異常事態(?)。テンパイが入りますが待ちが良くなくダマテンに構える小林プロ。
一方ラス目の松本プロは、リャンメン待ちが残ったテンパイとなりリーチ。
配牌ドラ3赤で白から仕掛けていった滝沢プロ、1m一発キャッチもノータイムでツモ切り。
松本プロに痛恨の連続放銃…
松本プロにこれ以上自由にやらせてはマズいと、リーチ超人村上プロがクイタンカンチャン待ちの仕掛け。
滝沢プロもカンチャン待ちながら赤を引き入れてリーチ。
安易にリーチに対してアンパイのドラ西を切らずに無スジを押して勝負していた松本プロ、狙っていたドラ待ちテンパイにたどりつきます。
これをツモって6000オール!強い!
勢いに乗る松本プロ2巡目リーチ。
3着目に落とされた小林プロ、リーチの現物待ちでテンパイしますが、「かわし手ではなく打点を高くしたい(内川プロ)」リーチをかけて勝負!
待ちの残り枚数もほぼ互角、しかし松本プロの勢いは止まらない4000オール!
淳ちゃん、じゃなかった純チャンへの手変わりもありドラ単騎のダマテンとしていた村上プロ、ドラにリャンメンでくっつきリーチ。
滝沢プロも赤3枚のピンフでハネ満確定リーチ。
(君達、楽しそうだね)
小林プロのスイッチオン!
パイレーツの路上感想戦では、リーチをしてもさほど打点が変わらないため四暗刻手変わりも含めてダマテンにしていたとのことでしたが、静かにツモ牌を横に曲げてバトルロワイヤル開始!
がっつりドラをツモって2着浮上。小林プロだって熱い男なんです!
押し引き満載のナイスゲームでした!
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