漫画『ゴールデンカムイ』と出会い直す part 2 【会場・オンライン開催】
人気の継続講座の2024年後期分がはじまりました。11月8日(金)に第2回目があります。
第1回目は『エゾオオカミの記憶をつむぐ』でした。
●梅木 佳代(うめき かよ)
北海道大学大学院文学研究院・専門研究員
明治期に絶滅したエゾオオカミとは、いったいどのような野生動物だったのでしょうか。過去の北海道でオオカミと向き合った人々が残した記録と、そこからつむがれてきたイメージをたどりながら、「絶滅したオオカミ」の実体について、一緒に考えてみませんか?
日 程 10月11日(金)開講 全6回 月1回金曜18:45 〜 20:45
会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル5F 501A) *オンライン併用
参加費 通し 一般6,000円 会員4,800円 25歳以下2,400円
(単発 一般1,500円/回 会員・オンライン1,000円/回 25歳以下500円/回)
コーディネーター 長岡 伸一(ながおか しんいち) 元NHK 札幌放送局 番組制作ディレクター
1989 夏、世界先住民族会議(北海道)に参加。1991 秋、ピースボート北方四島ツアーに乗船。
『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社、2015 刊)p261 〜 273 に「宗主国の帝都を歩く」を寄稿。
第2回目以降は、
11月8日(金)第2回『アイヌ工芸をめぐる近年の動向』
●山崎 幸治(やまさき こうじ)
北海道大学アイヌ・先住民研究センター教授
2019 年のアイヌ施策推進法、漫画『ゴールデンカムイ』のヒットなどがきっかけとなり、アイヌ工芸をとりまく状況も変わったことを実感しています。私自身の経験を手がかりに、その動向について考えてみたいと思います。
12月13日(金)第3回『チェーホフ『サハリン島』と先住民族』
●丹菊 逸治(たんぎく いつじ)
ニヴフ語・ニヴフ口承文芸論、アイヌ語・アイヌ口承文芸論
ロシアの劇作家チェーホフは1890 年に3カ月間サハリン島に滞在し紀行文『サハリン島』を1893 年に出版しました。そこには先住民族ニヴフの様子が文学的に言及されています。研究者の目でその記述の検証を試みます。
1月17日(金)第4回『現代に続くアイヌ語』
●深澤 美香(ふかざわ みか) ※オンライン登壇
国立アイヌ民族博物館 研究員
漫画『ゴールデンカムイ』に登場することば「アイヌ語」。近世から現代にいたるまで、アイヌ語で書かれたものがどのように表記され、どの方言を用い、どのように表現されたのか、当館の事例も通して見ていきます。
2月14日(金)第5回
『ゴールデンカムイ』の映像から考える植民地「北海道」
—「アイヌ時代の森」はどこへ消えたか
●上村 英明(うえむら ひであき) ※オンライン登壇
市民外交センター共同代表、恵泉女学園大学名誉教授
「北海道(ヤウンモシリ)」を移動すれば、至るところで広々とした森を見ることができます。ゴールデンカムイ(実写版)は、その中でも日露戦争が終わったばかりの1910年代の「ヤウンモシリ」内陸部が映像に登場します。しかし、その風景何かおかしくありませんか? その謎をみなさんで考えてみましょう。
3月14日(金)第6回『未来への宿題』
●長岡 伸一(ながおか しんいち)
講座コーディネーター
漫画なんて半世紀も昔に卒業したと自負する紙世代と、スマホの無料配信に24 時間沼ってるデジタル・ネイティブ世代。互いの溝は深まるばかりだ。時代の変化に押し流されず、常に自分をアップデートし、宿題を共有して次代へ継承したい。
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講座受講のお申込は、以下のいずれかの方法でお願いいたします。
<方法1>
以下のURLより、申込フォームにご記入のうえ、お送りください。
会場(対面)参加申込フォーム https://x.gd/0aJAb
オンライン参加申込フォーム https://x.gd/SxMcS
さっぽろ自由学校「遊」のウェブサイトの「2024年度後期講座(10月~2025年3月)」から各講座を選んでアクセスできます
https://sapporoyu.org/
<方法2>
以下のメールアドレス宛に、「講座申込」のタイトルで希望の講座名(単発の場合、日程も)、受講形態(会場/オンライン)、お名前、ご住所、メールアドレスを記入のうえ、お送りください。 moshikomi@sapporoyu.org
上記の方法でお申込いただいた後、以下の郵便振替口座に参加費をお振り込みください。
(記入が可能な場合は、通信欄に講座名や受講日をご記入ください)
郵便振替口座 02780-5-47036 自由学校「遊」 (記号02780 番号047036)
※他行からお振込みの場合 ゆうちょ銀行(9900)ニ七九店(279)当座 0047036
<受講料(参加費)について>
・連続講座の受講料は、「通し」は連続講座全回分の料金、「単発」は1回毎の参加料金となります。
・受講料の種別について
会員:さっぽろ自由学校「遊」の正・準会員の方。
なお、特別会員の方は単発参加設定のある連続講座に無料で参加できます。
一般:上記以外のすべての方が対象です。
(25歳以下の若者は、特別料金で参加できます)
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