秋色・北斎的富士・イブのご馳走●日々の泡、●2021-11-9/10
火曜日。雨が小降りなうちにウォーキングに出る。海岸に出ると雨激しくなる。歩きながら秋色を探す。午前中には嵐になり、警報鳴りっぱなし。大雨、波浪、洪水、土砂災害など。午後には小降りになる。
水曜日。晴れ。強風波浪はそのまま。とくに海岸では。カミさん公休なので一緒に散歩に。強風のおかげで<北斎的富士>がよーく見える。美しいも長くは歩けない。
通院のために先に出かけたカミさんと10時に大船で待ち合わせて、新日本橋へ。Cコレド日本橋近辺をぶらぶらし福徳神社の参拝して、<室町砂場>の開店に合わせ列に並ぶ。一巡目に入れた。
久しぶりに来た。座席を半分使いにしているのでゆったりできる。お店の経営上は問題あるが。焼き海苔、あさり(佃煮)、玉子焼きでビール。酒を頼んでひろうすと焼き鳥を追加。最高です。天ざるを手繰って店を出る。
ここまで来たらパフェを食べないと。福島県のアンテナショップで喜多方ラーメンとジュースと温泉卵を、コレドで出汁いなり、ずっと昔に職人として勤めていた<レッカービッセン>の支店でベーコンブロックを買い、<千疋屋>へ。
行列に並んでパフェとコーヒー。カミさんと旅の算段。結論が出てすぐにネットで予約確定させる。楽しみだなあ。旅は行くまでが楽しい。昼酒で足が剥れているのかショートブーツがきつい。これでは旅には連れて行けないなあブランドストーン君。
15時頃に新日本橋からスカ線に乗り、16時頃に逗子に戻る。バスロータリーに降り立つと風ますます強くなる。帰宅してベランダで舞いに舞っている洗濯物を怪我しないようにしまい、水を飲んで夕食に備える。すでにお腹はかなり来ているけど予定があるので。
17時半に出て鎌倉へ。由比ヶ浜通りの<一平>さんへ。京懐石割烹で評判のお店。鎌倉で働いている時から知っているが予約したのは初めて。ここがまた素晴らしかった。料理に器にお店の雰囲気、目の前でレコードを一枚一枚交換しながら料理を出す主人、余計なことは口にしないのがいい。私の考えではお喋りな料理人は腕が良くない。先付からデザートまで10皿以上。気を衒わず、シンプルに、余計な飾りを置かず、味付けも最低限、素材の良さだけを提供する。華やかな演出の<菊乃井>とは対照的な提供の仕方だが、私はこちらも大好き。金沢に行かずとも解禁になった香箱蟹、京都に行かずとも蕪蒸しに旬の走りの海老芋をいただけた。締めのごはん、一杯目はちりめんじゃこが載っていた。「おかわりあります」と言われて二二杯目を貰うと、明太子が載っていた。大満足です。
贅沢な一日でしたが、明日は誕生日なのです。