河谷 忍

28歳/作家

河谷 忍

28歳/作家

最近の記事

『浦井が一人と「話」が三つ』第二弾の話

ちょうど一年前に、と聞くと自然とリーゼントが思い浮かんでしまう。ちょうど一年前の2021年11月19日に初回が行われた男性ブランコ浦井さんのソロライブ『浦井が一人と「話」が三つ』の第二回が今年も11月19日に開催された。 ※この記事は内容に関して若干のネタバレがございます。 ※本編をまだご覧になっていない方は先に本編をご視聴のうえ続きをご購読いただけますと幸いです。 ※本編映像は下記から11/26(土)正午までご購入いただけます。

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    • 夏はうんこ

      インドアな自分にとって、夏は毎年うんこである。 たまに外に出る機会があると、じりじりとした空をいい加減にしてくれよと睨みつけては太陽光が視界に緑のきっしょい点をぼやけさせる。じわりと額ににじんだ汗の点が合流し、目の付近まで一筋の線を走らせる。こうして川ができて、いずれ海になるのだろうと、夏に起こった出来事でいかにも夏らしいことを連想してまた嫌になる。 テレビを点けると高校球児たちが美しい汗と涙を流しており、同じ体液でもこうも違うのかと白目を剥きそうになる。そのままソファに寝

      • 草月ホールで変なことをしてしまいました

        《草月ホール》とは、東京都港区赤坂、草月会館内にあるキャパ526席の多目的ホールで、1階席から3階席まで設置された巨大な劇場である。私が普段からよく公演を行なっている《ヨシモト∞ホール》はキャパ230席ほどで、あの《ルミネtheよしもと》でも458席なのだ。 歴史的観点から見ても、∞ホールは2006年オープン、ルミネは2001年オープンであるのに比べ、草月ホールは1977年オープンの大ベテランである。私は、自分が産まれる前から存在する大先輩であり親分的存在でもある巨大な劇場

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        • 韻豆スタンプができるまでとそれ以外の話

          大変お世話になっております。作家の河谷です。 メールの冒頭にそう書くのにも違和感がなくなってきました。初めは「吉本興業」と書いては消して、同じところでまた「吉本興業」と書いて舌打ちして消していました。気を抜くと「ヨシモト∞ホール」と書いてまた消して、というのをひたすら繰り返します。これが恋愛の歌なら「もうええわ」ってなるぐらいにあの子のことが忘れられない状態です。 今まで「吉本興業、ヨシモト∞ホールの河谷です」と言っていたところを「作家の河谷です」と言わなければならなくな

          作家としての生活が始まりました

          昨日7月10日付で吉本興業を退社し、今日から本格的にフリーの構成・放送作家としての生活がスタートしました。 こうなることが決まったのは今から1ヶ月前ぐらいで、その頃は「まだあと1ヶ月もあるのか、意外とゆっくりできるな」などと考えておりましたが、1ヶ月は驚くほどあっという間に過ぎるもので、周りからの「あと○日ですね」の"もういくつ寝ると式カウントダウン"で「もうあとそんなか」と都度焦りを感じていました。 「吉本の社員辞めて作家になりますわ」 まあ実際にはそんなナニワ丸出しの

          作家としての生活が始まりました

          吉本興業を退社して作家になります

          初めまして。 お疲れ様です。 大変お世話になっております。 河谷 忍と申します この度、2019年から約3年間お世話になった吉本興業を今年2022年の7月10日で退社してフリーの[構成、放送作家]になることにしました。 作家とは、人によって仕事の内容は変わってきますが、大体はライブや番組の企画を考えたり、台本を書いたり、最近ではYouTubeの企画を考えたり、映像のディレクションをしたりする仕事のこと…だと思います。 今は作家と言っても多種多様なので、こう言う仕事です!

          吉本興業を退社して作家になります