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米国株式投資の真実を伝える [Vol.146]2024年6月10日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(6月3日~6月7日)

<主要指数>
・NYダウ         +0.3%
・S&P500指数         +1.3%
・ナスダック総合指数     +2.4%

=駆け足バージョン=
週前半は軟調な経済指標を受けた金利の低下が好感され、堅調な値動きとなりました。金曜日発表の5月の雇用統計が強い内容だったことから利下げ観測が後退して売られましたが、下値には買いが入り、小幅な下落にとどまりました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は5月のISM製造業景況指数が2カ月連続の低下となったことで金利が低下し、景気敏感株は売られましたが、全体は小幅に上昇しました。

火曜日や水曜日に発表された労働市場に関する経済指標も市場予想を下回って利下げ観測が高まり、成長株を中心に買われてS&P500指数とナスダック総合指数は水曜日に史上最高値を更新しました。

水曜日にカナダ中央銀行、木曜日に欧州中央銀行(ECB)が利下げを発表したことも追い風となりました。

しかし金曜日に発表された5月の雇用統計が市場予想を上回り、労働市場の強さが改めて示されたことから金利が上昇して売られましたが、景気敏感株を中心に買いが入ったことから、大きく売り込まれることはありませんでした。

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