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30歳にして同志を見つけるとは

昨日の夜、「元カレごはん埋葬委員会」のお知らせを出した。

昨年の夏ごろからすすめていた企画で、ようやくお披露目できた。うれしい!
「元カレごはん埋葬委員会」という名前はサンマーク出版の編集者・池田るり子さんが考えてくださったものだ。

失恋の腹いせ方法を、うじうじと何年もずーっと考え続けるなんて、そんな陰湿で執着心の強い生き方をしている人間が自分以外に存在するとは思ってもみなかったから、最初に池田さんと話したときは、ものすごくびっくりした。
まさかこのタイミングで同志が見つかるとは!

粘着強度マックスで、Twitterでパブサ・エゴサは当たり前、インスタの写真の片隅に映ったテーブルの材質から元カレの今カノを推測するという、陰湿でネチネチした部分を(犯罪はしてませんよ)
さらけ出せる相手がいるというのは、とても幸せなことだ。

そもそも、この企画を、私は2020年のうちから「やりたい!」と言っていて
遡ってみたら、こんなツイートがあった。

2020年11月26日。
この頃は、私ひとりで考えていただけで、結局そのあと、あまりすすめられていなかったから、
池田さんと「一緒にやりましょう!」となったときは、
ものすごくびっくりした。

粘着気質で、陰湿で、同じことをうじうじずっと考えてしまう。
でも、明るい。
人生を楽しんでいる。
そういう、ポジティブとネガティブの両面を持った生き方も
ありなんだな、と。

「元カレごはん埋葬委員会」の幹部会議で、池田さんとあれこれ話していると、いつもそんなことをじんわり思う。

細かいことを気にしてしまう性格、落ち込みやすい性格、終わったことをずーっと後悔し続ける性格。
それはもう生まれ持ったものだから、変えられない。
でも、そういう性格であることは、
「人生を楽しめない」こととイコールではない。

世間が定義する「幸せになれる人の条件」に当てはまっていなくても
人生はいくらでも楽しく、面白くできる。

やー、本当にうれしいなあ。



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