見出し画像

賃貸マンションの粗大ごみ放置対策で、2018年に行ったこと

ゴミ室(塵芥室)があるマンションにおいて、粗大ごみの放置は継続的な問題です。
当該マンションは、エレベーターやエントランスでの挨拶が大変盛んで、管理員の信頼も厚いのですが、ごみ出しや粗大ごみの出し方のルールの徹底が課題です。

こちらでは、2018年の後半から手がけた施策をご紹介します。

1.粗大ごみ放置対策の前提状況

当該マンションは、サブリースの管理会社と、オーナー自主管理の管理会社が混在しているのですが、オーナー自主管理の入居者は、私が必ず直接お会いして入居者説明を行っています。これによって、ごみ出しルールを守るよう協力をお願いすることができ、長い時間を掛けて、ルールの徹底が図られると思っています。

サブリース側にも依頼したいのですが、今のところそこまでの体制は組めていません。

ただ、前提として短い期間でもルールが徹底される時期を作ると、ごみ出しが乱れた場合は、新しい入居者にターゲティングして、協力依頼の告知をすることができるので、継続した意識付けは、とても重要だと思っています。


2.粗大ごみ放置が起こる原因の仮説を立てる

ごみ出しのルールの徹底がほぼ達成できている状態で、粗大ごみの出し方がなかなか改善しない状態がたびたび発生しました。

そこで、私はある仮説を立てました。

マンションの住人のほとんどは、粗大ごみの出し方を知らない。

「粗大ごみの出し方を知らないことが原因だと思う」管理会社との定例会議でこの仮説を披露したところ、みな半信半疑。通常、管理会社に対応を依頼すると、ルールを守るよう警告するばかりで、どうすべきなのかは、区役所が準備した冊子を見るように促すのです。


3.オリジナルのお知らせを作成し、全戸へ配布

私が作成した書面では、「定期的に収集されないもの」つまり粗大ごみを一番目立つようにしたのが特徴です。

また、「回収日の確認は1ヵ月前に!」と目立つように記しました。

2つの書面に書いてあることは一緒です。区から定期的に配布される書面があるので、それで充分と思うか、問題解決のためになにが足りないのかという、意識を持つのか。効果測定を行うのは大変難しいですが、1度作成すれば、定期的に配布するだけなので、トライしてみたのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?