コロナになって、どれだけ食べることに依存していたかに気がついた
先週末くらいにコロナにかかってしまいました。
旅行先から帰ってきて、なんだかおかしいぞ?と思っていたら、あれよあれよという間に発熱。
もう熱はすっかり下がって身体は大丈夫なのですが、味覚と嗅覚が完全になくなってしまいました。
これがなかなか辛いです。
なにを食べても味がせず、食事がぜんぜん楽しめない……
おいしいものを食べて元気を出そう!という方法が使えない。
なにを食べても一緒だからなにを食べようか迷うし、すごく食事がいいかげんになる。
安ければいいか、という判断基準になってしまう。
大好きな甘いものもまったく楽しめない。
しょっぱさも酸味も出汁の旨みも感じない。
ただ何か口に入れてそしゃくして飲み込んでいるだけ。
麦茶飲んでもコーヒー飲んでも区別できない。
人生の楽しみの8割くらいがなくなってしまったみたいで、なんだか気持ちも下がり気味です。
なにかをやろう!という気力がわいてこないのは、コロナで体力が削られたからなのか、天気がどんよりしているからなのか、ご飯がおいしくないからなのか……
わからないけれど、食事が楽しめてない影響はかなり大きい気がします。
どれだけおいしいものに日々の活力を依存していたのかを思い知らされています。
同時に、ストレス解消の方法のバリエーションが乏しすぎることも実感しています。
食べる以外は、漫画読んだり本読んだりアマプラ見たりするくらいしか思いつかない……
そう考えると、物語によるエンタメにも、かなり人生支えられています。
物語好きの人は多いと思いますが、物語によって得られる栄養は他のものに変えがたいです。
食べ物が身体の栄養なら、物語はこころの栄養ですね。
生きていくうえで欠かせない。
いま、全然なんのやる気もわかなくて、土日もただ休むことに費やしているので、なんだか無駄に生きてる気持ちになっています。
こんな時は無理になにかしても疲れて後悔するだけなので、自然にやる気が出てくるまで、自分を甘やかしてみようと思います。
味はわからないけど栄養のあるもの食べさせて、散歩させて、寝かせて、なんかおもしろい本を与えて、仕事はほどほどにさせて、生きてる自分をほめて、うつうつとした波が去るのを待ちましょう。
とりとめもなくなってしまいましたが、今日noteを書いたってだけでも、すごくえらい。
自分えらい。すごい。やりきった。
自分をほめてくれる人なんてほぼいないので、自分で自分をほめてやりつつ、この無気力の波をやりすごしていきたいと思います。
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