アメリカとイギリスのビッグマックの違い。アメリカの超加工品の実態
アメリカ新聞NewYorkPost11/26
世界中のビッグマックはどれも同じではありません。
アメリカ版はイギリス版よりもカロリー、脂肪、炭水化物、糖分が多く、イギリス版は塩分とタンパク質が多く含まれています。
ビッグマックの見た目は同じですが、米国版のピクルスには乳化剤ポリソルベート80が含まれており、これが腸の炎症を引き起こし、クローン病のリスクを高める可能性があるといわれています
トランプ次期大統領はビッグマックがお気に入りですが、トランプ政権で保健大臣予定のケネディ氏は、超加工品を「毒」と言います
アメリカ人の大好きな、ベイクドビーンズ、トマトソース、ピーナッツバターはヨーロッパとは違うのです
アメリカのトマトソースはカロリー、脂肪、炭水化物、糖分が多く含まれています。
アメリカのプレッツのエッグサラダ&ルッコラサンドイッチは、イギリスのプレッツのフリーレンジエッグマヨネーズに比べて、カロリーが高く、脂肪が2倍、炭水化物が多く、砂糖がほぼ2倍、食物繊維がはるかに少ないのです。
アメリカ版ピーナッツバターには大豆油が含まれています。大豆油はコレステロール値を下げ、心臓病のリスクを減らすことが示されていますが、大量に摂取すると肥満や糖尿病につながると言われています。
アメリカの専門家達は、パンなどのアメリカ産食品は加工のせいで食べられないと主張します。しかしアムステルダムやヨーロッパの他の地域では問題なくパンを食べられるといいます。
ヨーロッパ、カナダは、食品安全に関して米国よりも慎重なアプローチを取っていると言われています。アメリカには、食品会社が「一般的に安全であると認められている」物質を決定できる連邦の「抜け穴」があるといわれています。
アメリカの食品には10,000 種類以上の化学物質や添加物が許可されていますが、ヨーロッパEUでは300 種類以上の食品添加物しか許可されていません。
アメリカの企業がカナダやEU向けにはシリアルなどの健康志向の製品を製造・販売するのに、アメリカ国内ではそうしていません
アメリカの成人の40%以上、米国の子供の約20%が肥満に苦しんでいます。偶然のようにカロリー、砂糖、塩、脂肪がたっぷり含まれている傾向のある超加工食品が、アメリカの典型的な成人の食事の約60%を占めているのが現実です。