ラヂコの時間 〜 在宅は気楽な稼業と来たもんだ……が、 Part2
というわけで、いわゆる在宅勤務の始まりのスタートがして、その2日目が無事完了した。
上記リンクの日記でも綴《つづ》ったように少なくとも身体的には極めて負担が少なくなり今日もまた楽をさせてもらったのだが、就業時間を終えて一つ、
「そういえばこれは残念だな」
というものに思い当たった。
インターネットのラジオサービス、「radiko」を聴く時間が無くなったことだ。いや、もちろん時間なんてモンは自分で作ればいいだけのハナシなのだけれども。
あらためて言うまでもなく、radikoには「タイムフリー」という、放送をリアルに聴けなくても1週間は「後追い」で聴くことができる機能がありそれがまた売り物だ。NHK以外は、という断り書きが付くのだが。(対応しなさいよまったく)
で、俺が毎週欠かさずradikoで聴いている番組といえば、
◆山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック
◆桑田佳祐のやさしい夜遊び
◆宮治淳一のラジオ名盤アワー
◆クリス松村の「いい音楽あります。」
といったものたちなのだけれども、このうち達郎の「サンソン」はだいたい日曜夜に風呂に入りながら聴いているんだが(ランタンにもなる防水Bluetoothスピーカーをクラウドファンディングの頃に買った俺、偉い)、その他の番組はだいたい、某所自宅から某所職場までの通勤時間に聴いていた。
上記すべてがだいたい1時間弱の放送なので自宅玄関を出てから聴き始めて、職場に至る最後から2番目あたりの角を曲がるところで聴き終わる。
それがちょうど良かったんだよね。
ことに他の多くの同僚たちとは違い俺はわざと職場に最も近い駅の一つ手前の駅で降りて閑静な住宅街の路地を歩いて出勤しているので、聴きながら「うわっ!」とか「やられた!!」とかつぶやくことができることもまた楽しみなわけだ。
が、この在宅勤務(正確には異なることは先述の日記参照)ではそれが無くなっている。
それがなんかちょっと、もったいないなあと思う。
繰り返しになるがリモートワークや在宅勤務といったものが、この状況下のみならず総論としては正しいと思うしもっともっと拡がるべきだという持論は揺るぎない。
ただやはりヒトには、移動中に何かを得るとか、帰りにちょこっと酒場に寄るとか、そんな「ちょっとした何か」な“経験”があってしかるべきだと思うんだな。
「人は、パンのみにて生きるに非ず」
今回のアレとかソレとかの最もおっかないのは、そんなトコじゃないかなあと、あらためて考えた次第だ。
というわけで19時のニュースをひとあたり視終わったら、店のい〜いスピーカーで昨夜は風呂に入り損ねて聴き逃した「サンソン」あたりから聴こうかね♬
P.S.
本日記に関係する、私たちの店『浪漫社』から不定期にお届けているYouTubeトークライブ「GO! GO! Romansha」の第6回
『「不要不急」って何だ!?』
も併せてご笑覧いただければ幸いです。
(チャンネル登録もぜひに♬)
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