異世界探索記38
旧ser.59(2023年1月6日公開)より抜粋
○12月27日 「運命の輪」(タロット10)
「運命の輪」を思いつつ入眠。最初は夢を見ていた。学校で算数のテストだ。簡単なので満点の自信があったが、終了前に、一部答えを書き忘れていた場所を見つけた。埋めようとしたが、もう時間がなくて焦っていた。
さらに夢を見た。実家前の小道。出かけようとしたが、道が大きな車と小さな車でふさがっていて通ることができなかった。
目が覚めて、再入眠。
変成意識に入ると、実家2Fの玄関側の部屋に似ている畳の部屋。そこで予定した通り「運命の輪」を呼んだ。するとうつ伏せに倒れこんでいき、畳をすり抜けると、黄色い視野の畳の部屋に出た。そしてその畳に向かって俯せ状態になり、そこで足を起点として反対に、つまり扇を描くように回転し始め、仰向けになっていった。寝そべるような感じになったところでフェイドアウト。
フェイドインすると、私はどこかから原付バイク(カブ)で、猛スピードで走っていた。郵便局員が私を追い抜いていき、トンネルに入っていった。私もトンネルに入っていったが、そこには巨大なトラックと車があった。一見、通り抜けできなさそうであったが、工事する人が「工事は終わったところだ」と言った。私はすり抜けるようにして、トンネルの出口に向かった。フェイドアウト。
フェイドインすると、実家の廂の上にいた。2Fを窓から見てみると、床が植物だらけになっていた。私はそれをいくつか抜いた。青梗菜のようなものが目についた。
○12月28日 「運命の輪」
「運命の輪」から「サダルスード」へというコンビネーションを予定して入眠。フォーカス10から急速にフェイドインして、小さな畳の部屋に出た。実家2F玄関側の部屋のようにも思えるが、違うかもしれない。
予定していた通り「運命の輪」を呼んだ。自動運動が始まり、うつ伏せに倒れこんでいき、そのまま床下に下降していった。暗いグレーの斑空間だ。どんどん深く沈んでいくと、いつのまにか方向感覚が変わっており、仰向けで上昇しているのを感じた。そのとき、両足の土踏まずに、押されるタイプの快感が走っていた。強さは普通。同時にウインウインウインという機械のような音が聞こえていた。どんどん上昇していくうちに、フェイドアウトし、肉体的に目を覚ました。(後略)
○12月29日 「カドケウス」
この日は、何度かに分けて長いこと変成意識に入り、見知らぬ町を探索したのを覚えている。しかし内容については、1つを除いてほとんど忘れてしまった。
変成意識に入ると、武家屋敷のように思える部屋にいた。私は予定していた通り、「カドケウス」を呼んだ。この時、いつものように両腕を天に掲げていた。すると自動運動が始まり、体操の女子の選手が両腕を上げて両脚を揃えて尻を少し突き出したような姿勢になった。両手は翼のような感じになっていたと思う。すると足元からエネルギーが湧いてきて、体の全てを通過し、頭と両腕からあふれて出てくるような感じになった。そして体全体がエネルギーに包まれたような感覚になった。
さらに自動運動が続き、仰向けになったと思う。そして少し浮遊移動したような気がする。そして仰向けのまま床下に下降していった。
床下を抜けると、そこにはフローリングの大きな部屋があり、私は少し浮かんだ状態になった。そして揃えた両足を起点として、体全体で時計の針のような回転を始めた。
見渡すと、この部屋の床にはたくさんの本が無造作に散らばっており、折りかさなっているのも見えた。回転している足の下には、足を置く台のような感じで、本か、あるいは箱が置いてあったと思う。
2周くらいしたところで、何かさらに呼ぼうと思った。私はさらにこの回転を続けるためにもう一度同じターゲットを呼ぼうと思ったのだが、何故か「カドゥーケス」と言った。その瞬間にパチンという感じで変成意識が終わり、肉体的に目を覚ました。
(感想)
カドケウスは、実は私がメールアドレスに使用している言葉で、20代前半の頃から使っています。デザインを見たときに惹きつけられて使ったのです。このころはまだ占星術にも出会っておらず、私がこんな活動をするとは思ってもいませんでした。そして私にとって重要な恒星であるアンタレス、その存在であるヘルメスにも関係しているということを知りました。なかなか面白いシンクロニシティーです。
よく知らなかったので、「カドゥーケス」と呼んでいたのです(笑)その言葉を使った瞬間にパチンと変成意識が終わったのは面白い現象です。この件については、正しく発声しなくてはいけないのか?(笑)
カドケウスの動きは、そのデザインそのままだったと思います。床に散らばっていた本は、女教皇の巻物のことではないかと思います。本を足元に置き、その恒星の情報に基づいて、アヨコスモスと暗黒物質をつなぐということではないでしょうか。
○12月31日 「アンタレス」
最初、あちこち飛んでいた。ポップな音楽が流れていたと思う。そのあと、どこかの道場のような場所で、座禅のような体勢をとって「行」のようなことをしていたと思う。明るい道場。それで一度フェイドアウトし、どこかの部屋にフェイドインした。
その部屋で、予定していた通り「アンタレス」を呼んだ。自動運動が始まり、体が垂直にぐるぐると回転した。そして頭のほうが円を描き始め、花の回転(茶碗型回転)に変化した。しばらく回転すると、さらにその円は大きくなっていき、地面すれすれのところで仰向けで回転する体勢になった。つまりずっと両足を起点にしており、時計の針のような動きだ。頭が秒針の先に当たる。(しかし回転の方向については失念してしまった)しばらく回転したあとにフェイドアウトした。
フェイドインすると、私は白い部屋で、先生のようなことをしていた。空の飛び方を教えているようだった。生徒たちが私を見ていた。私は「簡単簡単。頭を空っぽにして、『飛べ』と思うだけ」と言った。そしてそれを実践して見せた。隣の部屋も白くて、そこに移動すると、生徒たちが私を「グル!」と言った。私は違和感を覚え、「私はグルと呼ばれるほど大したものではない」と言った。ふと左を見ると、テーブルがあり、イコン画のようなものが並べられ、特に2つの絵が目立った。しかし覚えているのは1枚だけ。その絵には、緑色のローブを羽織り、その中にオレンジ色の服を着ている指導者の絵が描かれていた。「これはグルだな」と私は思った。そこでフェイドアウトした。
以上の体験の中で、私は何となく安らぎとしっくり感を覚えていた。
(感想)
アンタレスとつながることと、空の飛び方を教えるということは、つながっているということだと思います。空の飛び方を教えるというのは、変成意識とか体外離脱のやり方を教えるとか、Dマルクトやイエソドなどへの案内をするとか、そんなことの例えだと思います。私はグルと呼ばれるほどの実力はないですが(あちこち飛びすぎて、一貫性がないので、今のところいまいち教えられる気がしない)、アンタレスと一体化するということは、そのようになっていくということなのだろうと思いました。
○2023年1月2日 「アンタレス」
変成意識に入ると、自室と思われる部屋。ベッドから立ち、部屋の中央に行った。体が自動的にロープのようにねじられていきそうだったが、そのまま予定していた通り「アンタレス」を呼んだ。イケメンボイス調だった。
すると自動運動が始まり、右に側転するような動きをした。そしてそのまま倒れるようになり、仰向けになった。そしてミゾオチ辺りを中心にした扇風機のような回転が始まった。
その回転が終わると、仰向けのままスライドし、右の方向に向かって壁をすり抜けた。そこでフェイドアウト。
○1月3日 「天照大神」
呼吸法して「バーニーの夜の女王」をイメージして入眠した。しかし接触したのは「天照大神」であった。
変成意識に入ると、いきなりグレーの斑空間にいた。仰向けになっている。そして両足の土踏まずに押されるタイプの快感が走っていた。強い。自ら呼んだわけではなく、説明があったわけではないのだが、私は何故かそれが直感的に「天照大神」であることが分かった。
私はこのまま全身の体の力を抜こうと思った。すると、頭、両腕、両脚がだらんと垂れるようになり、土踏まずへの快感が強くなったように感じられた。
気が付くと、下降していたが、この下降はなんとなく「斜め後ろ」への下降であるように感じられた。下降しながらフェイドアウトした。
フェイドインすると、恐らく現在の家。(地上だと思っていた。つまりBマルクトにいた。)妻と義母がいた。私は「天照大神に接触したよ」と伝えた。さらにフェイドアウト。
気が付くと、見知らぬ部屋にいた。左側に何かの空間があったが、私はそれを見ることがなかった。想像するに、祭壇のようなものではないかと思われる。前から妻に似た女性がやってきた。とは言っても、のっぺらぼうのように、顔のディテールがなかった。あるいは私はそれを知覚することができなかった。彼女は私の目の前にやってきて、左頬を私の左頬にくっつけた。そこで目が覚めた。
再入眠して、夢を見た。大学の大講堂で、タモリさんが講師だった。タモリさんが「私にじゃんけんで勝ったら、今日は休講だよ」とニコニコしながら言った。私には、最初から休講にするつもりのように見えた。私とじゃんけんすることになり、私はじゃんけんに勝った。タモリさんが私に何か言った。
大学を出て坂を下っていった。下宿の部屋に来た。久しぶりに来たと思った。なので、冷蔵庫に入れていたものや、母親が私のために買っていた寿司や作っていた料理などが腐っているように見えた。私は「参ったな」と思った。しかし何かを口にした。それは腐っておらず、まあまあおいしいと思った。
下宿の部屋を出て、長い坂道を下っていった。坂道を降り切ると、イノシシの子どもがいて、私の足元に付きまとってきた。私はぶつかるとケガをしそうだと思って、足で追いやろうとした。右側には巨大なトンネルがあり、そちらに行きたいと思ったが、そちらにはたくさんのイノシシの子どもがいて危険そうだと感じた。なので、トンネルではない左のほうに行こうと思った。そこでフェイドアウト。
○「アルシオンランドの攻略と本来の恒星自我を思い出すことの両立」
天照大神の体験は、お正月に、たくさんの人がお伊勢参りしたための影響?(笑)
私にとってのGCSはまだ特定されていませんが、アルシオン、アンタレス、トゥバンあたりだろうとは考えています。天照大神がアルシオンであり、その向こう側に瀬織津姫のアルクトゥルスがいるということで、そのテーマも重要であるということを知らされたのだと思います。最近、私はアンタレス推しに傾いていたので。
アンタレスは通路を作り、案内するサルタヒコ。そういえば、私はアメノウズメの時には、まさにアメノウズメに変身して黄金比回転のダンスをしたのでした。
テーマパーク「地球」、つまり現在の地球を取り仕切っているのがアルシオンであり、アンタレス存在として私はそこにやってきた?そして地球の構造を理解するために、たくさんのアルシオン体験をしてきた?(例えば「とうめいかの宝玉」を手に入れたり、もっとも大きな範囲での快感を体験したり、巨大な赤い翼竜を目覚めさせたり、ドラゴンボールの悟空に変身したりした。ちなみにアルクトゥルスはフリーザだった(笑))
どんな恒星から来ていようとも、現行の地球を管轄しているアルシオンの筋書きを攻略しなくてはならいのではないか?単にアルシオンランドにきて、思い出して帰るというのではなく、アルシオンランドに食い込んでしまったのだから、それをクリアすることと、自分の本来の恒星を思い出すことと、両方が必要になるのではないだろうか?
ぐいぐいと、こちらで決断するような感じで進めていけば、修正はやってくるという仕組みだと思うので、私としての見立てを恐れずに作っていきたいと思います。
○1月4日 夢「夜の女王」
夢。木に詳しいらしい見知らぬ女性が現れて、一緒にレイラインを歩こうと誘われた。実家から歩いていき、通った小学校へのコースを歩いていった。「ロータリー」と呼ばれた複雑な交差点辺りに来ると、宿泊することになった。いつの間にか夜になっていた。
ホテル?民宿?に入ると、茶色っぽい大きい部屋。その女性と私は、長方形のちゃぶ台に向かい合って座った。周りには他にもたくさんの宿泊者たちがいた。彼女と私の膝が当たった。すると彼女は露骨に私を誘惑してきた。私は頭を冷やすためにその場を取り繕って離れることにした。
私はトイレに行くことにして、階段を上がって2Fに上がった。男子トイレは丸見えになっており、私はそれを使うことに躊躇し、下に降りた。そのことを彼女に言うと「ここは元JRのものだから当たり前よ」と言った。彼女は何かクリームを塗っていて、薄い掛け布団を頭からかぶっていた。
気が付くと、小学校の同級生のK君がいた。私は「一緒に風呂に行こうぜ」と言ったが、K君は「俺は自分の好きな時間に入るから」と言った。
周りを見ると、たくさんのレゴが散らばっており、女性たちがそれぞれ何かを作っていたが、トラックを作っているのが特に目についた。(「撮影」とメモしているが内容は失念した)
風呂に入りに行こうと思って、改めてこの大部屋を見ると、部屋の真ん中に木が生えていた。そこで目が覚めた。
(感想)
レイラインを歩き、ロータリーまで来て、宿泊施設にきて、女性に誘惑されて、2Fにトイレに行った。という流れです。
レイラインは地上から見た太陽なので、純粋な太陽の影響力ではないということですが、1つの窓口とか方便として、利用することができるということだと思います。ロータリーは、違う道を選ぶことができるポイントであり、そこにある宿泊施設は睡眠=夢の世界=月の世界への入り口ということに見えます。
この女性は「夜の女王」のことで、宿泊施設の1Fにいます。ここは元JRということなので、月のステーションの残骸的な位置=架け橋の位置に当たるということだと思います。
ここで2Fに行ったのは、ここから上に上がることができるということです。トイレに行くというのは、つまりインプットとアウトプットの循環をするということだと思いますが、2Fで循環するならば、それは月のステーションに移行するということになるのだと思いました。
最終的に木が生えていたというのは、面白いです。夜の女王はリリスのことでもあり、木の中腹にいるとされていたと思います。この元JR宿泊地で木を育てることで、植物性大地に根差すことになるということだと思います。頻繁に通えば、どんどん育つのでしょう。
私はK君に風呂に行こうと誘いましたが、「好きな時に行く」という反応でした。風呂に行くというのは、なんとなく脱衣婆のようなイメージで、月の世界に行くために無駄なもの、汚れたものを取ってしまうということだと思います。私の誘いに乗る必要がない、つまり、ここまでくれば、いつ風呂に入るのかどうかは、本人に決めてもらえばよいということかもしれないです。私が「空の飛び方」を教えるならば、とりあえずここまで連れてくれば良いということかと思いました。
そして「『風呂に入る』=『月に移動する準備をする』のは、自分の好きな時間で良い」ということで、ここは一時的に滞在する場所と見立てれば良いのだと思いました。レゴは土の元素の象徴で、これで遊んでいる人々は、地上への執着が残っていることを示しているのだと思います。風呂待ちの人々です。
鳥と蛇 ~おわりにかえて~
30歳くらいのころ、夢に松村先生が現れて、鳥の足で私の額に傷をつけて、天から振動が降りてきました。それを受け取ると尻から鳥の足が生えてきました。次の日あたりに巨鳥に変容して空を飛ぶ明晰夢を見ました。
この道場の取り組みが本格化したのは、数年前(40代前半)からですが、この間に、鷲が左腕に舞い降りて顔がフクロウに代わる、頭の中に白いフクロウが溶け込む、川蝉が右腕にとまり足が食い込み顔がトカゲ(蛇?)に変わる、フクロウが左肩にとまるなどの経験をして、ミンタカやアンカア、他の恒星などに接触したときにも、巨鳥に変容する体験をしてきました。
他にも尻尾に文字があるウグイス、鳳凰なども現れました。鳥というのは、地上から離脱するコースに現れる分かりやすい象徴表現なのだと思います。
リリスは木の中腹にいるといわれています。30代前半の頃、夢で両親を探していました。木の中腹辺りで地上を眺めていました。するとそこに蛇のような顔をした顔の大きい老婆が現れて「あれは本当の親ではない。お前は私がこのようにして育てたのだ」と言い、赤ん坊の私にチクワを与える様子を見せられました。赤ん坊はみるみるうちに大きくなりました。これはリリスというにはあまりに妖怪じみた姿でしたが、要は地上と月をつなぐ世界の住人であるということだと思います。チクワはタンパク質の筒で、エーテル体のことです。
今でもあちこちと接触するターゲットは変わっていきますが、私の意志としては、Dマルクト、Bマルクト、Cイエソドに安定して移動できるということ、そして同時にヘリオセントリックの自分を安定して発動できることを目標にしています。体脱先の実家をDマルクトと整理されることで、相対的にイエソドをターゲットとして意図することが前より簡単になりました。夜の女王というのは、そのための水先人として見立てることができると思います。私にとっては、アンタレスの道案内のためにも必要な存在だと思いました。
最近の松村先生のyoutube動画から、たいへん学ぶことが多いです。例えば全惑星意識の解説によって、地上生活をどのように考えるのか、ジオセントリックをどのように考えるのかについて、整理することができました。軸を通すということがどういうことなのかを。カドケウスを上がったり下がったりすることで、変容していく自分と世界を楽しむのです。サビアンに例えると23度のようです。