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替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方/国分峰樹

▪️専門性とは
新しい専門知識のアウトプット

決して、既存知識をインプットすることではないこと。

▪️前提
人材もコモディティ化するので、突出した専門性(スペシャリティ)がないと生き残れない。
→自分の土俵を作ることが大切で、それには、知識の基盤が必要。

社会は、大きな変化へ突入していて、その波には個人は逆らうことはできない。
専門性も刻一刻と移り変わる。

▪️トレンド
個人は、標準化から個性化へパラダイムシフトする。

▪️専門性が身につかない理由
即効性、目先の年収、過去の経験・実績、既存の仕事の延長線 で身につけようとするから。

▪️専門性の身につけ方という型の習得をすればそれを横展開できる
つまり、新たな価値(ナレッジ)を生み出せるようになる。

専門性とは新しい専門知識のアウトプットである。
それには勉強ではなく、研究が必要。

情報は要素であるからそれを、構造化し、知識という体系化されたものにする。

ステップ
自分らしい問いを立てる
オリジナリティを発見する
多様な意見を尊重する


まずは、自分らしい問いを立てることから始まる。
自分にとって大事な問いは何か自問自答してみよう。

専門性とは、深く尖ったものである。
そこの根源は自分にしかできない事をやりたいという気持ち

知識よりも深掘力が重要で、
深掘力とは、見えない構造を明らかにする力であり、
メカニズムを明らかにすること。

オリジナリティを発見する
新規性のある問いを見つけるためには、既存のす既にある知識の集合体へアクセスすること。

オリジナリティ=既存知識の集合体に対する距離

オリジナリティのためには先行研究を見ることから始めよう。

日々では、不同意の度胸を持って、常に自分の意見を持つこと。その研究の何が新しくて、何が巨人の肩に乗っているのか。

多様な意見を尊重する
具体から抽象へブレイクダウンして、
概念化して、構造を見出す。

▪️まとめ
専門性とは、既存知識のインプットではなく、新しい専門知識ののアウトプットである。
この考え方を持つことが専門性を身につける第一歩であると感じた。
そして、専門知識は時代の流れにより常に更新され続け、現代ではそのスピードは益々速くなっている。
そのため、専門性を身につける方法(HOW)手に入れること。そうすれば横展開できる。

重要なことは日々の生活で、問いを持って、考え・疑問・意見を持って生きること。
そして、多様な経験をして、どこに対して自分は深堀りすることができるか理解する。

その後のやり方は本書に書いてあるが、
最後の清沢哲夫さんの道という詩に全てが詰まっていると感じた。

人生100年時代、道は自分で切り開くものですね。

専門性=新しい知識を生み出す
→深掘力→新しい概念→メカニズム・目に見えない構造を明らかにする力

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