寝返りをうてるだとか、幸せは何でもないところに
横を向いて寝入るとか、寝返りを打てるとか、寝返り打った時にいちいち目がさめないとか、なんて幸せなんだろう。
睡眠が翌日の体調にすぐに表れる私にとって、好きな姿勢で寝入るのは極上の幸せ。
特に春になって、睡眠時間が増えてくると頭に浮かぶ「春眠暁をおぼえず」。いやあよく眠れる。よく眠れた日は気持ち良いなあ。
これを書く時に、ふと頭に浮かんだタイトル。でもいつか、似たタイトルでこんな文章書いたはずだ。って探し回ってやっと見つけた。
「横を向いて寝入る幸せ」
読んでみると確かにそうだ。「やっと横向いて寝入ることができるー!」と喜び、幸せだと書いている。
一昨年の11月から痛めている五十肩。仰向けでも肩が重力に引っ張られるのが痛くて辛かった。だから両肩の下に枕が入るようにビーズクッションを買った。タオルを重ねたくらいだと高さが足りないし、高く重ねてもタオルが固く感じてそれもそれで痛いのだ
それが少しくらい固くても、高さがなくてもタオルで大丈夫になり。そのうち少しマシな方の左肩にタオルが必要でなくなり。
そうして左を向いて眠れるようになった幸せ!
と思っていたけど、まだまだこの時は五十肩になる前と比べると無理して喜んでいた。
だってまだ右を向いて寝入るのは痛かったし、左だって完全に向いたまま寝続けるのは痛くてできなかったからだ。
寝入る時にちょっと左に体を傾ける程度で首を左に向ける感じ。つまり完全に左半身に体重を預けられる状態ではなかったのだ。それでも「仰向けのままではない私」が嬉しくてならず、そうやって書いた。
今はなんと右も下にして眠れる。時々痛むけど、左だともう完全にそっち向いて丸まって眠れる。
幸せ~。
右はずっと続けてはいられないけど、メニエール気味だなと気になる時は右を下にして寝入る。
皆さん、寝返りを打てるとか好きな姿勢で眠れるって、当たり前のようで、めっちゃ幸せなことなのよー。
五十肩にならないとわからなかった幸せだ!
まだ痛くてできないこともあるけどね。運転も鏡を磨くのも、痛くなくなった。
1年半近く五十肩に悩まされたから、痛みが引いてもオソロシイほど動かなくなっているその内容についてはそのうち白状したい。
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