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雪は大変だったけど、日々を楽しめた2月
オレンジ色? この辺でまれに見かけるジョウビタキかな? 飛んだ先を目で追うととまっているのが見える。
あれっちょっと大きい。目の特徴。色。瞬時に見える。
モズだ! モズがいる!
何年ぶりかでモズを見た(描けたら良かったけど余裕がありませんでした)。
こういうぐうぜんで、幸せな気分になる。
でもこのしばらく後、大雪に見舞われた。災害級ですよと事前に言われていたから、多めに買っていたものの、けっこうギリギリになってしまい、防災食に手をつけなくちゃいけないのかなと少しあせった。
ひんぱんに大雪のある地方ではないから市民の皆さんも慣れていない。札幌だと大きな通り以外は全部、こんな風にボコボコのグシャグシャのツルツル。特に三月はこんななので、夫が「懐かしい!」と言いながら運転していた。でもこの年齢でたくさん雪かきした後だったし、さすがに疲れたみたい。田舎だからあまり店も道も多くないし、その割に車しか移動手段がないから渋滞が大変だった。
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こんな日々だけど、少しずつ友人には会えた。
スリランカ人の奥さまには、「日本は飲酒運転は厳しく罰せられるし、ルールをおおむねみんなが守っていてうらやましい」と言われた。でも日本社会はきゅうくつに感じる時もあるのよと話すと「そうね。スリランカでは仕事でよけいなストレスが少ない」と笑っていた。
中国人の友人は、昨年久しぶりに帰省できたけど親友に会えなかったと話していた。学生時代の別のグループの友達たちに声をかけられたのでそこに顔を出したけど、それほど仲が良かったわけじゃないから……。と言っていたのを聞いて、女子グループの感じとか距離感とか日本と一緒だなあと笑った。
来月も別の友人たちと会う予定があるので楽しみ。
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コンテンツに関しては、「ソーイングビー」のシーズン7が終わった。
以前紹介したために、noterさんと時々感想を分かち合えて、いっそう楽しめた!
今回も様々な個性と作品に出会えて楽しかった。自分たちで考えて作った服って、とがっている意味ではなく個性が豊かで、目の保養。見ているだけで、ふわあんと心が華やぐ。挑んでいる人たちも張りつめ過ぎず楽しんでいるのがわかる。
あと様々な年齢、人種、性別で、それぞれのコミュニティを持っている出演者たちを見ていると、服装や髪形などもっと自由な気持ちを大切にしようと思える。すぐに自信がなくなるからね。こうやって度々見ては自分を励ます。
「ゴールデンカムイ」も実写を一通り観終えた! 漫画もアニメも大好きだけど、実写であれだけ見せてくれるのってすごいなあと思った。演者さんたちの個性に笑わせられ、多いキャラクターがごちゃごちゃにならない。登場人物が多いとややこしくなってくるからね。実写はその辺りを上手に見せてくれていると思った。アニメと漫画と実写で、それぞれに気に入る人物が少しずつちがうのも面白い。
映画もちょくちょく観ている。
「キャプテンアメリカ ブレイブニューワールド」の感想を書こうと思って、シリーズの2「キャプテンアメリカ ウィンターソルジャー」を観たら止まらなくなり、そこからシリーズの3「シビルウォー」も観てしまった。今観ると、その後彼はこうなった。その後彼女はああなった。と思いながら観るのでよりいっそう面白く感じた。あと今となっては細かな部分がよく理解できて良い!
他にもちょこちょこ観たけど、「シェイプオブウォーター」が中でも印象的だった。初めて観た。
色々な感想があるようだし、私も我に返りそうな困惑したシーンはあった。でも何より、イヤな奴に腹が立って仕方がなくて、その気持ちが一番強くなってしまった。
そのイヤな奴ストリックランドが、「まとも」にこだわり、自分の思うそれ以外を人間以下みたいに見ていた。
人種差別も男女差別も職業差別も障がい者差別も性的マイノリティへの差別も、すべてにおいて今よりひどい時代だった。そういう意識って誰が作っているのだろう。それに振り回されて、その概念で生きていた人たちの何と多かったことか。
そして今もある。
ストリックランドは、彼にとって人種の問題がない奥さまがいて、男の子と女の子が一人ずついて、素敵な家に住み、立派な車に乗っていた。そしてそれらが彼にとって完璧で「まとも」なのだった。自分を神だとも口走っていた。でも心が孤独なんだなあ。
それに対して、主人公の女性は人魚姫のようだった。あらゆる点で底辺を生きているように描かれていたけど、彼女には信頼できる友人がいて、きちんと会話を交わせるご近所さんがいて。孤独だと訴える彼女だけど、「まとも」な彼よりずっと豊かで幸せだと思う。
親世代にも、私たち世代にも問いたい。
自分たちが作り上げてきた「まとも」ってなに。
あなたの幸せだと思い描く完璧やまともな像は、別の人や子供世代にとって、本当に幸せなの? あなたの現実は、私にとっての現実とはちがうよね。
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2月は何だかイライラする日が多かった。夫も何となくイライラしていた。
少し日にちが経つと落ち着くから、夫は仕事なのかな。と聞いたらそのようだった。それによって体調が落ちるのが、もうごまかせない年齢になってきてもいる。
そして私のイライラは年齢自体によるものかな。
いずれにしても、二人とも落ち着けば元通り。それもわかっているから落ち着くのを待つしかない。でもその最中ってすごくしんどいのよね。こんなのなければ良いのに。
体調は少し良い日が続いたけど、ここ何日か軽いメニエールが起きたり、眠れる時間もまちまちだったりで、春になり始めを感じている。久しぶりにものもらいもできてちょっと不自由した。
体調の良い時期でも、寝る時間が少し遅い日が続くと、あっという間に朝起き上がるのがつらくなる。目がさめてから起き上がれるまで時間がかかってしまう。
3月以降は気温の変動が激しいだろうからもっと気をつけなくちゃなあ。
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