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親子のこと

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親のこと、子供のこと、その関係についての考察や自分の思い出話、などなど家族に関することなら何でも ※映画の感想については含めません
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2024年9月の記事一覧

幼いころの独特の言い回しが可愛い

 こちらは朝晩が寒くなってきて、布団をもう一枚かけたい人はかけてねと準備する。  息子がアレルギーを持っているのもあって、乾燥機にもかけるし、手すりにも干す。  ついでにしばらくぶりに毛布も乾燥機にかけて広げておいたら、帰省している息子が、布団の上にがばーとおおいかぶさって「ひゃー」とフザけている。もうとっくに夫の身長を超えて、20代の体格。さらに遺伝と思われる広い肩幅と長い手で、頬に毛布を感じるようにうつ伏せになりながら、「ひゃー」と大の字になっている。  大好きな毛布。

発達の問題を抱える子の親が、どうか自分を責めませんように

 発達障害については、息子のごく幼い頃から気になって調べていた。  個性とのちがい。どんな特性があるか。何が問題なのか。  たくさん本を読んだし、親子カウンセリングについての講座を受けたりもしたけど、私がわかっていないことも多かった。  幼少期に何よりも参っていたのは、息子のかんしゃくだった。  だけど、かんしゃくが発達の特性と関連しているなんて、つい最近まで知らずにいた。  2年ほど前だったかnoterさんの記事で見かけたのだ。お子さんについての話がまるで自分の息子のこと

背中を見せるのも大事なのかもしれないなあ

 どうもコソコソ家事をしてしまいそうになる。コソコソは後ろめたいとか隠したいとかそんなニュアンスの意味ではなくて。終わると「じゃーん! ここキレイになってるでしょお?」とか「ほら料理ができたでしょう?」とかサプライズな気分で。  でもそんな気分でいても、誰かが「いつの間に!」と驚いてくれるわけでもない。夫も息子も特に何かを言ってくれるわけではない。  子供の頃に、母を驚かせたくていつの間にか何かをキレイに磨いていたとか、どこかを片づけたとか、何かを作ったとか。母が目を丸く