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自分の子供が苦しい状況になった時、「替わってやりたい」って言う人がいる。 自分の子供が手を離れる時、「寂しい」って思う人がいる。 よく耳にする。 でも、私はまったく一緒の気持ちではなさそう。 自分の子供が苦しい状況になった時、苦しいのが辛そうで見ていられないのは確か。そういう目にあわせたくないために自分のできる限りで、手を尽くしたい。 それでもそれが子供にとって必要な経験であるのなら。親が干渉するところにないなら。我慢して、「寄り添う」にとどまるけれど。
第一志望じゃなかったけど、魅力のある大学で、息子は納得している様子。 友人たちの子供たちも、難関校に合格していたり、合格しても志望校じゃないから浪人を選んだり、様々。互いに率直に親としての思いを語り合い、知っている子供たちの思いをこちら側も感じながら、メールのやり取りに感謝する。 息子へ。 生まれて1歳半まで育った土地に行くことになったね。 そしてお父さんと同じ大学になったね。 でもキミは、お父さんもお母さんもしなかった「挑戦」をしたんだよ。いくら頑張りきれなか
コロナ禍の卒業式が、こんなに簡素だなんて。寒いし、じっとしているのは苦手だから、「卒業式にかかる時間」だけ知った時にはありがたいと思ったけど。終わってみると、とっても寂しかった。 校歌は一番だけ。名前を呼ばれた時の返事もみんな小さめ。退場する時、恒例の、先生に向けて大声での感謝の言葉もなく。みんなマスクしていて、誰の顔かイマイチ自信ないまま、生徒たちは体育館を後に。 泣いてた保護者もいたけど、私は全然。全体的に式辞も送辞も答辞も、声が小さくて、聞こえても、思いが伝わ