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ランラブラに関して
こんにちは、カワサキウチュウです。
今回は2ndミニアルバムの3曲目に収録されている「ランラブラ」についてお話します。
各曲の解説はこちらからどうぞ。
実はこの曲の制作時、過去に受けた様々な暴力がフラッシュバックして、とても創作などできないほど苦しんでいる時期でした。薬を飲んでも眠れず、何も食事することができなくて、常にイライラしている等の症状に何の対策も上手くいかずにどうしたらいいか分からない時、仲良くしてくれている従姉がカウンセリングを勧めてくれました。その際いくつかの対策を教えて頂きました。
その中で着目したのが
1.今、聞こえるもの、見えるもの、触れるもの、匂いがするものに意識を向ける
2.何らかの作品にして吐き出す
というものでした。
1に関しては、ちょうどその頃ボブハウスという新しく加入したバンドの飲み会の後、メンバーのまりまりさんの自宅に伺ったときにお香を焚いていたのを思い出して、早速購入して就寝前に使用したのですが、効果としてはなかなか良かったです。これは現在も続けていて、もうお香なしではほぼ眠れない状況になっています。
そして2に関してですが、当時まだ歌詞が決まっていなかったランラブラに「子供の頃の私に言いたいこと」を言うことにしました。
THE YELLOW MONKEYの楽園の歌詞で「いつも僕らは汚されて目覚めてゆく」とありますが、私はこの歌詞がとても好きです。なぜなら実際に私の人生の途中まではまさにその通りだったので。
空っぽだった子供の頃の自分を埋めたのは間違いなく暴力だったので「いざという時は逃げてもいいんだよ。」という気持ちを込めて歌詞を書きました。
このストレスがあるから今の自分がいるのですが、そんなことは肯定されるべきではないと考えているので、これからの人生では復讐も考慮して生きていくことにします。
とにかくランラブラは過去の自分へのメッセージになります。
毒にも薬にもならない話で申し訳ありません。
今回は以上となります。
次回はMV「巡る星の中で」の再生回数に関するお話をします。
お楽しみに。