オンマママ~~!!!!---12月5日

■2億円欲しい
今日は割ときっちり9時~18時くらいで事務仕事をした。いやー、つまんなかったな~!!!
HONEBONEのホームページが割と限界なので大改革したいんだけど、調べれば調べるほどダルすぎる。とはいえしっかりしたとこに外注できるほど裕福でもないので、やっぱ自分でやるっきゃないのか…これを読んでる方の中で70億持ってる人いたら2億ください!ゆる募!

■ちょっとマシな仕事
ただ、前にも書いたけど今日は事務、明日は制作、みたいにハッキリ分けておくと俄然明日が楽しみになってくる。
皆さんもこのように「クソみたいな仕事」と「ちょっとマシな仕事」があったとしたら、2つを日で分けるのオススメです。ちょっとマシな仕事が結構楽しみな仕事に変わったりします。

■シュルプ
夜は韓国ドラマ『シュルプ』の最終回を観た。
えっとね…凄すぎ!!最高!!!!!

舞台は朝鮮王朝。キム・ヘス演じる主人公の王妃には5人の子供がいる。長男の世子(セジャ/王子のこと)にとある健康問題があることが分かり、王宮は世継ぎ争いで揺れることに…。
王妃と、王様の子供を産んだ女たち(王様には複数の奥様がいます)は子を守るため、または出世させるために奮闘する。

てな感じで、『大奥』+『SKYキャッスル』(韓国の受験戦争ドラマ)みたいな話。最初は結構コミカルに始まるので時代劇とはいえ全然見やすい。
やがて物語は血で血を洗う権力闘争に発展するものの、結局は家族の物語に収束していく。それぞれの母の愛の行きつく先を丁寧かつ残酷に描いていた。
邦題は『母性』でもいいかもしれない。ウソです。

単なる時代劇じゃないぞってことを伝えるために若干ネタバレするけど、あるエピソードではLGBTの問題まで扱う。

自分の思う性別と違う形で生まれてきたことに悩むキャラに対し、僕ら視聴者は「うわ~今だったらまだ道があるだろうに!この時代は更にきっついだろうな~!」という目で見てしまうが(実際そのことがバレると殺されるらしい)、王妃は優しく傘(シュルプ)を差しだし「他人と違うものを抱えていても、隠す必要のない日がいつか訪れるはずだ」と心の中で語りかける。

このメッセージは実際にそのキャラに伝えたい言葉でもあり、視聴者で同じ悩みを抱えている人にも向けられてるんだな~と思うと、現状当事者でない自分も号泣してしまった。
何百年かかかってるし、まだまだ悩む人も多いけど、世の中は確かにそっちに向かっています…と王妃に伝えたい。

実際このエピソードは『シュルプ』の中でも特に人気だったようで、序盤の話かつ当該キャラ自体は一番のメインでないにも関わらず、ドラマのいっちばん最後のシーンでも使われていた。しかもそこでの彼or彼女の姿が…うわーん、オンマママ~~!!!!(激烈大号泣)

とにかくキム・ヘスさんの作品選びは間違いない。
『シグナル』も『ハイエナ』も『未成年裁判』も面白かったし、『コインロッカーの女』の悪役っぷりもかっこよかった。
けどここにきて『シュルプ』はキャリア最高のハマりっぷり、キム・ヘスさん以外じゃ成り立たない王妃役だったように思う。(そういう意味では『ウ・ヨンウ』のパク・ウンビン級)

登場人物も多いのに一人も使い捨てない丁寧さ、死ぬほど金かかってることが素人でもわかる美術や衣装に、やはり韓ドラ恐るべしという想いをさらに強固にしました。
まだまだあたしゃ韓流おばさんでやってくわよ。次は『夫婦の世界』じゃ!(ちょっと前のドラマだけど最近Netflixきた)

てか以前こんな投稿をしたんだけど、

2022年の韓ドラが豊作すぎてこのリストは早急にアップデートの必要がある。
今度ネタがない時は「さっさと観ろ!それか寝ろ!安らかに…2022年の韓国ドラマ20選」を書きます。


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