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新米お父ちゃん!子育てで号泣!!
うちの奥様が新コロちゃんのワクちゃんを打つというので、副反応ちゃんに備えてスケジュールを調整していた。
しかし、元々体調が悪かったのが影響してか、副反応が予想より早くきて、予想より長引いてしまった。というかまだ終わってない。
さて、現在家には赤子が一人いて、育児のメイン戦力は育休中の奥様である。
誤解されぬよう一応主張しておくが、話し合い、分担して、できることはもちろんやっている。
世のお父さん方がどれくらいやってるかわかんないけど…まあ人並みにやってんのかな…わっかんねえや…てかこの話題デリケートすぎるから一旦やめていいですか?
まあメイン戦力は奥様なのである。
んで、その奥様が副反応により完全にダウンしてしまったので、僕 a.k.a. お父ちゃんがワンオペ育児をする日だった。
もちろん今までに何度か経験はあるものの、ここまで長く赤子と二人だけというのは初めてだった。
うちの子は6か月にしてすでに空気が読めてしかも世界一可愛いので(♡)、今日は謎のギャン泣きを続けて困らせてきたりはしなかったんだけど、とはいえお腹すいた・でも米は味がしなくてやだ・部屋が暑くて不快・眠い・排泄したので処理してちょ・この姿勢やだ…などの細かいリクエストはひっきりなしにくる。そういうのに対応するのが、本当の意味でのパパ活である。
パパ活やってます!
まあ情けない話、慣れない作業もあってアワアワしているうちに、僕はウ・ヨンウのお父さんのことを思い出していた。
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メガヒット韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の主人公、ウ・ヨンウのお父さんである。
まだ学生ながら、ヨンウを産んだ母親に赤子を押し付けられ、弁護士の夢を捨てて一人で育てることになったお父さん。
5歳(だったかな?)の頃にヨンウが自閉症スペクトラム障害をもつことが発覚。それでも立派に彼女を最高の弁護士に育て上げたシングルファーザー。
ヨンウを一人で育てることになった描写は、観た当時も「こりゃ大変だわ」と思っていたが、自分に子ができた今、あれがただ事ではないことが分かる。
僕の場合は同じ屋根の下に母親がいて、ほんと~に困った時は母乳というものに頼ることもできるのだ。(実際申し訳ないけど頼った)
なのに途中、赤子と二人でいることがめっちゃ心細くなった。世界で一人の保護者として(しつこいけどすぐそばに奥様が寝てます。気分の問題です)果たしてこの子を自分が幸せにできるのか?
赤子がニコニコするたびに胸が締め付けられた。
皿を洗うために隣室へ行く僕のことを不安げに見つめる赤子の視線に胸が掻き乱された。
しかもちょっとした急ぎの仕事もあって、赤子を幼児番組「シナぷしゅ」に夢中にさせている隙にメールを打ったりなんだり。とはいえ全然進まないまま日が暮れかけていた。焦る。家事も全然できてない。
たった一日の僕ですらこうなのだ。
ウ・ヨンウパパをはじめとした世のシングルファーザーの方の不安と苦労は計り知れない。
※もちろんシングルマザーの不安と苦労はもっと計り知れない。
と思ったらマジで泣けてきてしまった。赤子はキョトンとした顔でこっちを見ている。
いや、こんなことでへこたれてどうする。
強くあれ、父よ。泣くのはお前の仕事じゃない。
そう自分に言い聞かせ、奮い立たせるべくスマホを手に取った。
「Uber Eats」というアプリを開き、"パワー"を注文した。
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最高!!!!!!
もっとエモいこと書こうとしたんだけどパワーを注入したらどうでもよくなっちゃった。
子育てに勤しむすべてのお父さんお母さん、お疲れ様です。一緒に頑張りましょう。
お、赤子が起きたみたいなので行ってきます。にんにく臭を振りまきながら…
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