大谷翔平選手 どこまでもドラマチック過ぎる人生
昨年のWBCの日本の優勝を導いてくれたスーパーヒーロー
MLBでは2度のMVP。去年の肘の怪我さえも彼のドラマチックな一部と化し、また更にパワーアップした。どこまでもこちらの想像を上回る彼を見る事に感謝しざるを得ない。
大きくて優しくユーモアを持ち、野球の圧倒的な才能と努力の天才、
好かれ過ぎる野球少年のような素顔を持ち、皆を魅了してやまない。
そんな彼が結婚した…。
それも、誰にもバレずに。
どこまでもすごい男だ。
マスコミも振り回され、すべて自分のやりたいように環境を整えていく。
それもトラブルもなく、絶妙なタイミングや言葉選び、すべて計算されたものではなく、生まれ持ったセンスみたいなものが彼にはあるのだろうと思う。
正直に自分を信じ、取材にも自分の言葉で、誠実に話しているのが分かる。こちらが納得せざるを得ない言葉選び。難しい言葉を使っているわけではなく、子供でも分かりやすい言葉であり、こちらがハッと考えさせられたり、気づかされたりする。取材のインタビューによって、彼が何を考え、何の言葉を発するのか。それが皆が聞きたい。自分の人生に置き換え考えさせられる。こんな前向きに考えればいいのか、という気づきがある。
結婚のインタビューで子供については、自分以外の事については叶わないかもしれないので言いたくない、と。
もうあっぱれ過ぎる。妻に配慮する思いやりと大事な人を守るという覚悟みたいなものを感じる。
とっさにこの言葉が出るという事は普段からいろいろ考えているであろう。もうこの話題は話さないとキッパリ拒絶しつつ、反感を買わない柔らかい言葉選びで、頭の回転の良さや賢さが垣間見れる。なんとバランスの取れた人なんだろう。
大谷夫妻を見てると出会う運命によって引き寄せられたと感じる。
雰囲気もよく似ている。家族兄弟と言っても違和感ゼロである。
大谷選手が、昔の取材で大谷選手が理想のタイプで高身長、スポーティ控えめなど語っていたが、奥さんはもう理想そのものではないか。お顔も可愛らしく表情がくるくると変わる所も大谷選手に似ている。
理想そのものの奥さんを見つけたという事は、取材に対して言いたく無い事も嘘をつかず正直に語っていた彼の誠実さもか垣間見れる。
誰にもバレずに交際を続け、結婚まで至ったまでには、何度も困難がありやっとここまでこれたであろう。彼には家族親戚の他に膨大なファン、チームの関係、スポンサーなどいろいろ複雑に絡んでいる。結婚したいからハイ結婚します、などとできないのは容易に予想がつく。人気商売でここまでうなぎ上りに名前が一人歩きし、聖人と崇められ、成績を出すのが当然とされ、どんなに苦しい事もあっただろう。
発表時期やどこまで出すのか、すべてクリアにしてここまでぐうの音も出ないお相手を適切な時期に発表。うまく事を運んだ大谷選手は本当にすごい人だ。
結婚に関しては、まるで1本の恋愛映画のようなドラマチックさを感じる。
人間観察が好きな自分としては、いろいろな二人の映像などを見ていると大谷選手が惚れ込んでいるのが分かる。彼はとても幸せそうだ。
付き合っているときは、お互いの気持ちだけを考えればいいが、結婚となると奥さんはかなりの覚悟がいるだろう。何せ日本の宝、もしくは歴史上の人物になるかもしれない彼なのだから。玉の輿にのったラッキー!などと手放しには喜べない。大谷選手の妻になり誰も自分を知られなかったのが一気に全世界に発信され時の人になってしまった。実際怖さの方が勝つであろう。真美子さん目線の恋愛映画1本取れそうではある。(大谷選手の人生アニメ化も出来そうだが)
理想の相手と結婚したと思っても、実際生活してみたらそうではなかった、全然タイプではなくとも結婚したらとても合う、苦難はどこの家庭でも必ずあると思うので、お互い助け合って人生を築いていってほしいと思う。人間顔だけではなく性格だとはよくいうが、結構見た目は必要だなと最近になって思う。自分の好みの顔は、だいたい変わらない。毎日朝起きて、好きな顔を見れたらそれだけで幸福度がアップするだろう。いろんな人をみてきたが、人はを年を重ねていくと、人格品格など人相にじわじわと刻み込まれる。
30に差し掛かり、ドジャースの10年は、上手くいかない事や、体力的に二刀流が出来なくなる可能性もあり、怪我で脱落する可能性もある賢い彼の事なので、家族などのプライベートも含め全て想定しているのであろう。
ドジャースワールドシリーズ優勝、
最後に栗山前監督と会い、
「翔平、やっと世界一になったな、おめでとう」
という所を想像してやまない。(優勝前に
執筆したが、1年目で優勝してしまった!)
これからも彼の活躍を応援したい。