稲葉川 | 白坂亜紀
まえがき
20年前、NPO法人RIVERの最初の取り組みは『水』の本を作ることでした。時代の本質を知らなければ、地域は生きていけないと思ったからです。あれから時代はどう変わったのか?このたび『川』という本を作りました。32人、各界の方々に原稿をいただき、これから先も四万十川の流域で暮らしていく私たちの「道しるべ」としたいと思います。
執筆者のプロフィールはRIVER編集部が制作させていただきました。私たちも、参加させていただきたかったのです。失礼な言い回しがあるかもしれませんが、おゆるしください。
執筆者プロフィール
有料部分で「稲葉川」の全文を読むことができます。
稲葉川
白坂亜紀
故郷大分県竹田市を流れる、この川の音を聴いて育ちました。
地元の高校を卒業し、東京の大学へ通ったのはバブル絶頂期。景気が良すぎてホステスが足りなかったこと、そして女子大生ブームもあり、女子学生がホステスにスカウトされることが多くなりました。私も多少の興味があって、大学2年生でホステスになり、卒業して本業に。
そして1996年、銀座に店を持ちました。
店の名は「稲葉」
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