好奇心がなけりゃやってられないのが人生
最近、仏教にハマっている。
人生に救済を求めてという理由ではなく、単純に教養として学ぶことにハマっている。
その起源、歴史。法然、親鸞らによる鎌倉仏教の勃興。
はたまた禅と日本文化の相関。
たいへん興味深く、おもしろい。
物事にハマると、その影響は日常生活のさまざまな場面に波及する。
たとえば近所の町の見え方も変わってくる。
あれ、こんなとこにもお寺あったのか、とか
こんな道端に、無縁仏のお墓あるやんけ、とか
わ、お仏壇屋さん見っけ、エモ、とか。
今まで気にもとめなかった、仏教にちなんだの情報が目につく、というか、飛び込んでくるようになる。
そうして、街歩きに新しいエッセンスが加わる。
なんなら、思いつきで国内の聖地巡礼でもしてみよっかな、というノリも湧いてくる。
一つにハマれば、そこから芋づる式に楽しみは増える。
どこかへ出かけるきっかけや、人との出会いに恵まれることだってあるだろう。
気になる異性をデートに誘う口実にだってなり得る。
「なあ今度、推しの親鸞聖人のバースデーイベントあるけど、一緒に合掌しにいかない?」
とか。
人生を生き抜くために好奇心は必携アイテムだ。
つまらない人生とは、好奇心不在の人生のことだ。
ほんと、好奇心がなけりゃやってられないのが人生だろう。
マジでやってられないから人生。好奇心がなけりゃ。
足りてる?好奇心。