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周囲の目を気にして、窮屈を感じてしまう自分についての話

他人の目を気にするな、とか、他人に嫌われることを恐れるな、という言説は人気です。
自由に自分を表現して幸せに生きるために。
「嫌われる勇気」という本は、ベストセラーですし。(読んでないから内容知らないけど)

これは、
他人の目を気にして思うようにやれない、
他人に嫌われることを恐れて言いたいことを言えない、そこに窮屈さを感じて生きている人が、かなり多いことの鏡ではないでしょうか。

職場でも家庭でも、あるいは、ネット上のSNSでだって周囲の目が気になってしまい、「こんなこと言ったら、不快に思われないだろうか…」などと、ビクビクしてしまう。
嫌われることを恐れて、自分に制限がかかる。

そんな自分に比べて、どこでだって誰にだって臆せず恐れず自分の言いたいことは言う。
表現したいことを素直に表に出す。
そういう人を見て「いいなぁ」「羨ましいなぁ、自分もあんな風になれたらなぁ」と、考えてしまう…。

でもうまくいかずに、いつまで経っても嫌われる勇気なんて持てないまま、周囲の目を気にしてしまう自分。そんな自分に嫌気がさしてしまう瞬間もあったり…。

でも僕は、
「嫌われるの怖いまんまで、めちゃくちゃ幸せになれたらそれでよくない?」と自分勝手に考えています。
嫌われる勇気なんて、いらなくない?、と。

僕は、気楽で気持ち豊かに生きていくことを、自分の人生のテーマに掲げています。
嫌われる勇気を持てず、人に嫌われるのがめっちゃ怖いままでも、幸せに生きることはできる。そう思うんです。現に僕がそうだから。

そして、それを実現する為には物事を自分が「最終的にどう評価するのか」が、むっちゃくちゃ大切だと考えます。

他人の目を気にしてしまう自分を「ダメだ」「情けない」とか、マイナスに評価してしまうことがそもそも、良くないのかも知れません。
言いたいこと言えない自分、情けない。
他人の目ばかり気にしてる自分、ダサい。つまんない。などと。

持てない「嫌われる勇気」を持とうと努力するより、この評価の仕方を変える方が簡単ラクちんで、コスパがいい。

例えば、
言いたいこと言えない自分、マジ可愛い。
他人の目ばかり気にしてる自分、マジおしゃれ。

そんなもんでいいです。
とにかく、可愛い、オシャレ、カッコいい、尊い、えらい、などなどそういうプラスな評価をするだけでいいです。

どこが可愛い?とか、どこがオシャレ?とか、そんなことはどうだっていい。理由なんて無くていい。

物事には、理由が必要な場合、不要な場合があり、それは選択可能です。今回は完全に後者でいきましょう。

とにかく、ただプラスに評価するだけ。
そうすると不思議なもので、それでいい気がして力が抜けてくる。窮屈さがほぐれる。
人間なんて、案外シンプルです。気持ちなんて、自己暗示でなんとでもなります。

こんなこと言うのは、僕もいつも他人の目を気にして、嫌われないかビクビクしているからです。
言いたいことがあっても、求められない限り言わないし、求められても言えない時もある。マジで反町隆史のpoisonです。
でも、そんな自分を「情けない」とか「ダメだ」などと思わずに、「マジ、可愛いすぎ」と思うことにしています。

人に嫌われるのが怖くてビクビクしてるオッサン。いや、めっちゃ可愛いなオレ。
みたいな感じです。

すると、なんだかもうそれでいい気がしてくるし、実際それでいい。
プラスな評価を与えるだけで、気持ちよく肯定できるようになる。
すると、他人に嫌われるのが怖くても、気楽で気持ち豊かに過ごすことはできる。
実際、そうやって生きています。

「嫌われる勇気」とか「他人の目を気にしないふるまい」というのは、「ホクロ」みたいなものです。
ある人にはあるし、無い人には無い。
自分でも気付かないうちに、できていたり、消えていたりする。そういう「ホクロ」みたいなもの。

だから、頑張って手に入れようとしても、手に入らない人には入りません。頑張らなくてもある人にはある。いかんせん、ホクロだから。
僕は持ってないタイプ。

であるならば、そんな自分を丸ごとプラスに評価してやればいいんじゃないでしょうか。
そうやって大胆に肯定すると、ホクロがあろうが無かろうがどっちでも良くなってきますし、気持ち豊かに生きることができる。
そう思います。

そして、もう一個だけ持っておくと便利な視点があります。
そもそも、「みんな他人にめちゃくちゃ興味ない」です。ホントに無い。

そして、「他人に嫌われる」というのは言葉を変えると、「自分を嫌いだという印象を、その相手に残す」ということ。

実はこれ、めちゃくちゃ難しいです。
なぜなら、誰もあなたに興味がないから。もちろん僕にだって誰も興味無いです。
そんな他人に好きとか嫌いとか、自分に対するなんらかの「印象」を与えること自体が、実はむちゃくちゃ難しいと僕は思います。

自分が気にしているほど、誰も自分のことは気にしていないし見てもいない。
ビックリするくらいそんなものです。
だから、「嫌われる」ことがそもそもそんなに簡単には起こらない。起こせない、と言ってもいいかもしれません。
もっと安心していいのかもしれませんね。

一方で、その視点も持ちつつ、気楽に生きていけたらいいのかな、と。
そんな風に思うんです。

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