英語 テキサス 電話
最近英語の勉強を始めた。3週間ほど経つ。
ことの発端は、SNSで僕の絵を買ってくれた海外のお客さんがちょいちょい「こっち遊び来たら教えてよ、案内するから!」的なDMを送ってくれること。
気がついたら20カ国近くに自分の絵が渡っている。絵を描き始めて1年半の素人にしては、運良くやれてるじゃんという気持ち。
お客さんがくれるそういうDMに、「ありがとう。その時はよろしくお願いしますね」と返していた。半分以上社交辞令的な感じで。
でも、思った。
あ、マジで行ったろ
と、自分の中の、マジで行ったろスイッチがパチンと押された感じがしたのが1ヶ月ほど前。
せっかく行くならちゃんと自分の言葉で話したい。翻訳アプリもある時代だけど、それじゃなんか違う気がする。
ということで、英語の勉強を始めたのだ。
進学校などで使われている、定番の参考書をメルカリで買った。他に、YouTubeとかTed Talkなどで英語学習に役立つ動画を見放題の毎日。
勉強する気になれば、いくらでもその道具が大してお金もかけずに手に入るこの時代最&高だな、と、毎日基礎を積み重ねていく。
一応目標としてるゴールが、ネイティブとペラペラ会話できるライン。
会話をしたいのだ、会話を。
そのためにも、普段から無理矢理にでも話す機会を設けようと、インスタで「今英語勉強してるんだけど、ネイティブの人、僕とメールしたり電話したりしない?練習に付き合ってよ」的なストーリーを投稿したら、インド人の女の子と、アメリカテキサス州のオッサンが捕まった。
「あなたの絵、いつも見てるよ!英語の練習、僕でよかったら付き合うよ!」とかメールくれたりして、ただ絵を描いて発信してるだけでネイティブとコミュケーションできる機会もゲットできることにウケてしまう。すごいな、ネット。
ということで先週のある朝、テキサスのオッサンに電話をしてみた。
「ハローヒロキ!!ナイストゥーミーチュー!」
「ハロー!!」
的な感じで始まって、なんやかんや20分くらい話した。
ほとんど何言ってるのか聞き取れなかったし、僕が言いたいことも、ボキャブラリー不足から全然言葉にできなかった。
ノリでオーケーオーケーばかり言ってた気がする。
だがしかし、ここから始まるのだ。
人生はじめてのネイティブアメリカンとの電話。ある人には大したことじゃないかもしれないが、僕にしたらなかなか大した一歩だ。
後日友達にこの話をすると、その友達の英語ペラペラの友達が、「そもそも、テキサスってめっちゃ訛ってるハズ。こっちで言うところのネイティブ津軽弁と話すみたいな感覚だと思うよ。私も多分分からないと思う」と言っていたらしい。
ともかく、ここから始まる。
今僕の目は海の向こうの大陸を見ている。
アメリカ、アジア、ヨーロッパ。各地に、会いに行ける人の存在が今すでにあることにワクワクする。
まだまだしゃべれるにはほど遠い英語を牛の歩行で、確実に身につけていこう。
ペラペラになったら、英会話スクールも開校したろ。
夢は広がる。
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